今日は神戸市兵庫区の神港高等学校でのステージでした。
震災支援でしばしば関わってくださってきた堀江先生が呼んで下さったものですが、開催となった今年度、堀江先生はすぐ隣の高校に異動になっていらっしゃいましたが、今日もちゃんとおいで下さいました。
神港高校のみんなはとても優しく、素直についてきてくれました。
21年前、この辺りは地震で本当に大変でした。僕は長田区に支援で入りましたが兵庫区、須磨区、長田区はまともに道も進めないほどの破壊で、学校は避難の皆さんであふれかえっていました。それから21年。あの地震によりボランティア活動やNPO法人という存在が社会認知されていきました。まさに、僕たちの「地球のステージ」もこの阪神淡路大震災をきっかけに活動を活発化させていったのです。
今日はそんな恩返しのような気持ちでのステージでした。
こうして神戸の高校が少しずつ増えていくことをねがいながらいつも混んでいる「摩耶」を抜けて伊丹空港に戻りました。すると1名が焼死で亡くなる大きな交通事故で周辺は大渋滞。いつどこでどんな事故に巻き込まれるかも分からない。
健康も安全も失って初めてその大切さに気づくものなのでしょうか。
桑山紀彦