舞鶴の希久子さん

今日は京都府2公演。まずは網野中学校。

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 医学部の同級生に大江信也という豪快な友がいますが、彼の出身がこの網野、網野中学校、網野高校でした。18歳で彼と知り合ったとき、同じ18歳の彼がやってきたその「網野」という地名が妙に新鮮で地図で調べたことを思い出します。それはあの日本三景、天橋立のすぐ近くでした。共に岐阜、京都という遠い地行きから山形に来た心細い18歳ということで妙に気があったものです。

 10度を下回る寒さの中、朝の9時から歌うという、久しぶりのハードな1日の始まりでしたが、網野中学校の生徒さんたちは身じろぎもせず、良い感じで聞いてくれました。そして最後の生徒会副会長の言葉。

「私たち生徒会執行部がこの学校を良くしていきたいと思います。」

 最近のステージ1番では「学校の中の小さな戦争」「学校の平和」を訴えますが、それにしっかり反応してくれました。校長先生はあの千葉の四街道チーム、大川愛子さんの同級生。人のつながりがありがたかったです。

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 そして急ぎ舞鶴に移動。午後1時30分からは東舞鶴高等学校のステージでした。

 これはPTA会長さんが舞鶴実行委員会の定期公演のチラシを経由してつながった、これもまた人の「縁」です。そしてこの学校公演の真ん中にいるのが橋本希久子さんです。

 希久子さんはもう7年も自力で自主公演を展開してきた市井の人です。

「リサイクルブティック・ココア」というお店を経営しながら、この地球のステージを舞鶴の地で脈々と続けてきた人です。そのおかげでこうして幾多の学校が入ってきました。ひょっとしたら、この希久子さんのおかげで舞鶴地域の学校は全て公演していけるのではないか、と思えるほどにすごい動きをされています。

 全国の自主企画の皆さんはもちろんご自身が見たい、呼びたいという思いも強くていらっしゃいますが、同時に「地域の学校の子どもたちに見せたい」という思いも強いものです。

 希久子さんはまさにその想いにストレートに動いていらっしゃいました。そして着実に公演できている学校が増えてきています。希久子さんご自身のプレッシャーにはなりたくないですが、共にこの夢を追いかけていきましょう!

 今年も京都府の公演回数。全国でもとっても上位です。今、京都府が熱い!でも京都市内は「ゼロ」という実に面白い現象です。

 

桑山紀彦

 

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