12年目の札幌清田高等学校

今日は札幌清田高校でのステージでした。

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 12年前に始まったこの高校のステージですが、当時の清田高校はグローバルコースという、国際理解や国際協力を学ぶ特別な学科を誕生させ、細田先生が奮闘されていました。高校時代に世界をより深く知る。それを札幌市立の高等学校が取り組むわけですから、いろんな縛りもあるわけで細田先生も苦労されたことと思います。そんな中で「毎年”地球のステージ”を呼ぼう」となり、現在に続いています。

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 今の担当は細田先生の方向性を引き継いだ長沼先生です。

 今日は実質6番となり、実に1番~6番の全番号を2巡したこととなります。

 今日の会場には先週取材した「地域おこし推進員」の上井さんが来て下さいました。フィリピンで協力隊を2年やったあと、故郷の北海道に戻り、現在は岩見沢の地域おこしに専従していらっしゃいます。

 ここ、札幌清田高校の出身です。座談会にも残って下さり、いい感じで実例の報告を頂けました。

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 清田高校はここ数年で多くの人材を国際協力の現場に出しています。その代表が今日の上井さんだったり、もうひとり国際理解講座を展開しながら教職を考えている塩谷さんだったり。そしてJICA北海道にも門脇さんというスタッフがいますが、彼女もまた清田高校出身です。すごいですよね、身近な国際協力従事者に3人もの清田高校出身者がいるとは。これは決して偶然ではなく、そういう人材を輩出できるようになっているのだと思います。

 

 もう一つ嬉しいことがありました。

 今日は質疑応答の時間があったのですが、いつもは国際の話題に慣れているグローバルコースの皆さんからの質問がほとんどなのに、なんと今日は普通科コースの皆さんからの質問がたくさん出たと言うこと。

 グローバルコースへの刺激として始まった「地球のステージ」だったけれど、こうして清田高校の全ての生徒さんに伝わるようになっていることが、本当に嬉しかったです。

 

 「また来年!」

 そういって頂けたので、来年は近隣の中学校(今日は教頭先生が来て下さっていました)と2公演になることを願って!

 座談会の仲間たちと名残惜しい時間を過ごして、機上の人間となりました。

 

 明日はまじめに外来をやったら、金曜日からミャンマーです!

 

桑山紀彦

 

12年目の札幌清田高等学校」への1件のフィードバック

  1. 継続された公演から若葉が芽吹いた。
    毎年じわじわとステージの蒔いた種があちこちに拡がって未来が明るくなりました。

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