ヨルダン、そして帰国へ

国境を越えてイスラエル→ヨルダンと入り、いつものようにNICCO(日本国際民間協力会:京都)のみんなと合流してセミナーを行いました。

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 シリア難民のケアを続けるNICCOはこのヨルダンに拠点を置き長く活動しています。僕はその活動の中で心理社会的ケアのスーパーバイザーなので、こうしてガザの帰りには必ずと言っていいほどヨルダンに寄ってヨルダン人スタッフへの講義を続けてきました。

 成長著しいヨルダン人スタッフからはいろんな質問がなされますが、その視点は非常に発展的でありこの「心理社会的ケア」が国際協力の中でとても重要な位置を占めていることを感じます。

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 今回はファティマにジオラマ制作の様子を紹介してもらいましたが、シリア難民の子どもたちが描く「理想の街」は平和に満ちた落ち着いた街のイメージでした。

 こういった子どもたちの表現が大人を動かすと信じてこれからも活動を続けていきたいと思います。

 26日の夕方には帰国しています。

 

桑山紀彦

ヨルダン、そして帰国へ」への1件のフィードバック

  1. テロが横行する世情で、NICCOの継続した平和活動は大きな意味があります。

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