現在、パレスチナの帰りにチェコ共和国に寄っています。
その途中でウィーンに在住している齋藤若奈さんに逢いに行きました。彼女は山形大学医学部20期の卒業生で、国際協力を目指し長崎の熱帯医学研究所やタイに留学してきた医師としての同志です。
津波の時も1年実家の仙台にやってきていろんな支援をしてくれました。
そんな若奈さんはオーストリア人医師、マーチンさんと結婚し今は2児の母親としてウィーンに暮らしています。でもその一方で医師としての仕事も着々と進め、なんとドイツ語で試験を受けてこのオーストリアで医師ができる資格を取得していました。ドイツ語で受けるとは…。さすが若奈ちゃん。
夫のマーチン医師は比較的自由に仕事をしており、津波の時も自ら1年間日本に来ていろんな支援をしてくれました。彼もまた国際医療協力に非常に熱心な医師なのです。
若奈さんは学生の頃からほんわかしていて、余りきびきびした感じがない人でしたが、それは見た目であって内面は常に強く向上心にあふれています。だってドイツ語で試験受けてオーストリアで医師の資格取っちゃうくらいですから。
日本の女性医師も頑張っている。そんなことを感じる再会でした。
さて、現在チェコ共和国のモラビアにいます。
昨年6月末このモラビアの大草原に入り、黄金色のうねる丘を撮影しましたが今回はドローンを導入して空撮しています。
そろそろ世界で撮りためてきた世界遺産や絶景を一つの作品にまとめ、今診察室にある「閖上あみーず」の皆さんによって買って頂いた4Kテレビに映し出して、待合の時間をゆったりしたものに変えていければと思います。
それにしてもこの緑の絨毯は南阿蘇の風景に通じるものがあります。
南阿蘇は観光業の復興が復活の大切な要素だと思います。その意味では余震がさらに落ち着き、また観光客が戻ってくることがとても大切です。
これから僕たちができることは積極的に阿蘇への観光に出かけることだと思いました。
ただモラビアは、このまま観光地化されなくても十分みんな農業で食べていっているので、観光地として有名にならなくても現地は大丈夫だと思います。
モラビアの大草原の動画は→こちら
桑山紀彦
人の生活が社会の仕組み創りが原点にあるからこその風景ですね。
一極集中の日本と社会とは?の根底が違う気がします。
自然を大切にし、人を大切にした羨ましい景色です。
ドイツ語で資格とっちゃうなんて
すごい!!!
外国語が苦手な私にとっては本当に
尊敬です!!