活動記録~その5

今日の南阿蘇レポートです。桑ちゃんが送ってくれた報告を参考に桑山が書きました。

今日の南阿蘇はまた1日雨でした。
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 2,3日おきに雨が降り、その度に寒いなあと感じます。ニュースでも大きく報じられている通り、今日はこの避難所で感染症が多発してしまいました。一生懸命避難所の運営している児玉さん。役場の職員でもあり、ご自宅も大変な状況なのに、ずっとこの避難所を切り盛りしていらっしゃいます。

 それでもでてしまった感染症。児玉さんは昨日大変落ち込まれていました。

 今日は、他の避難所をまわっていた地元の医師が、

「南阿蘇避難所の皆さんは、他地域と比べて表情が暗いかもなあ。」

 といってらっしゃったのが気になります。

 今日から荒木先生が来て下さいました。雲仙普賢岳の災害時、心のケアで尽力された荒木先生。今は長崎にいらっしゃいますが、駆けつけて下さいました。

 今日は外来は2人、でもそれに加えて外の駐車場で寝泊まりしてもう1週間ずっとクルマから降りてきていない方のこころの診察。やっぱり心療内科医が時間をかけて話しをすると、涙して帰られる人もいました。「誰かに話す」って、本当に大事。

 それから子どもたちも少し遊び来てくれました。

 今日は感染症の件でなかなか動けない日になってしまいましたが、こうして気軽に寄ってもらえる場所になっていて嬉しいです。

 そして何よりうれしかったのが、昨日の番組に出た杏太郎君のお母さんが来てくれて、

「昨日の番組におかげで消息を知らせきれなかった人に、みんな無事だって知らせることができて良かった~!」

 といってもらえたこと。

 これからも医師1名とつかささん、桑ちゃんの二人三脚で頑張っていきます!

活動記録~その5」への1件のフィードバック

  1. マスコミで知る限りですが、被害の程度の差が大きくあって、被災された人に「何故自分だけが…」と言った不運の意識がわだかまって重たい気持ちになり、前を向く気持ちになれない方々が多いような感じがして気がかりです。考えすぎでしょうか?

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