国際協力の意味

昨日、今日と国際協力に染まった2日間でした。

 金曜日はJICA駒ヶ根訓練所の定期公演。土曜日はJICAエッセイコンテストの表彰式の定期公演。何れも日本の若者が世界を目指していくために、JICAやJOCAとして何が出来るかの試みの日々でした。

 演目を国際協力に特化し、協力隊の活動等も盛り込んだ特別版でいつも臨んでいますが改めて、世界との関わりとは見ぬ振りしないこと。自分の心の中に目覚めた気持ちにどこまで正直いられるかへの挑戦だと思います。
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 それに協力隊を目指す人や、エッセイを書く人たちはまっすぐ取り組む。それをJICAやJOCAが評価し支えていく。まさにこの活動は人材育成だと思いました。
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 加えて今日は外務省の民間援助連携室の関室長と我がNPO法人の担当してくださっている川村さんのお二方も来て下さり、非常に緊張していました。でも最後に関室長が自ら、

「是非”校長先生説得DVD”を下さい。」

と言って下さったことが、ことのほか嬉しかったです。おそらくご子息の通っていらっしゃる学校に薦めたいと思って下さったに違いありません。外務省の、その道のプロの方にも気に入っていただけてほっとしました。

 更に、

「これは在外の日本大使館などでもたりたいですね~。」

 う~ん、励まされます。

 その後、池袋で演劇を観に行きました。

 時々こうやってプロの演劇に触れて「悔しい(かなうわけないんだけれど)」気持ちを抱えることも大切です。その「悔しい」「自分もあんなふうになりたい」という気持ちがなければ人は退化していきます。いくつになっても、そんな気持ちを忘れないでいきたいです。

 今日は野田秀樹作の「逆鱗(げきりん)」

 松たか子、瑛太、阿部サダヲというそうそうたる出演者で豪華にすすめられていくこの演劇は、後半の急展開に演劇のおもしろさを知り、打ちのめされました。すごい完成度。迫る迫力はこっちの気持ちをぐいぐいつかんできます。

 終わったあと、しばらく立ち上がれない。そんな感覚でした。やっぱり「ホンモノ」ってすごいなと思う。だからまた自分もそれを目指して頑張ろう!と思いました。

桑山紀彦

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