今日は陸前高田でステージでした。
気仙広域連合の皆さんがもう4年にわたって呼んでくださっている連続ステージですが、今年はなんと陸前高田の新しくできたシンガポール・ホールでの公演でした。ここは震災以降、シンガポールからの資金を利用して作られたホールですが、木の香り素晴らしく、素敵なホールでした。昨年までは大船渡のリアスホールでしたが、こうして陸前高田に来てみると、復興の息吹を強く感じるところでもありました。
今日は、友人の佐次さんと息子さんを高田にお連れしました。
佐次さんはこの津波で自宅とご両親を失っていますが、この3年間ほとんど陸前高田に行けてませんでした。そこで、せっかくだから今日は一緒に行動したのです。
ご自宅あとにいってみたら、7Mをこえるかさ上げの下に自宅あとは埋もれていました。とても寂しそうに佐次さんはそれを見ていました。
そのあと、氷上神社に向かいました。昔よくお母さんとお参りに来たというその神社。高台にあるのでそのまま残っており、神主さんにお会いしました。それは佐次さんの高校時代の恩師でしたからびっくり。大船渡高校が甲子園に行った時の話で盛り上がっていました。
こうしてみると、佐次さんはちゃんと記憶に向き合っていると思いました。遠く離れた仙台にいて、なかなか故郷には戻れない状況の中にありましたが、しっかりと故郷を記憶に留めようと、いろんなところを精力的にめぐり、震災と津波の記録の本もたくさん買い占めていらっしゃいました。
きっとお父さんお母さんも、
「良く戻ってきたな。今日は高田にはびっくりの雪景色だ。しっかり見て帰りなさい」
と声をかけてくださっていたように思います。
三陸道も石巻までの4車線化が進んで、今日も2時間半で陸前高田に行くことができました。ずいぶん近くなったように思います。
また来年呼んでもらえそうなので、この岩手の被災地ど真ん中のステージはずっと続いていきます。いつものように大入り満員でしたから、来年もたくさんの人と逢えますように。
桑山紀彦
今日は、東ティモール保健活動報告会に参加しました。
ステージ公演の映像ととは違った最先端現場の苦労が
少し見えたような気がします。
人間教育から道作りまでの風土作りに驚きました。