皆様、どんな大晦日をお過ごしでしょうか。
灼熱のフィリピンから戻り、少し片付けをしてから故郷、飛騨高山に戻りました。
こんなに雪のない高山を見たことがありません。確実に温暖化の影響を感じる恐ろしい冬が来ています。
それでも大晦日はやってきて、我が桑山家恒例「竹割(たけわり)」の行事がやってきました。これはステージ4の「いのちをたどる旅路」篇の映像にも出てくるものですが、お袋が1年間、コツコツと買い物のおつりなどを竹の中に貯めていくものです。ちなみに立派な竹は茨城の長谷川さつきさん提供のものです。そこにたたんだお札や硬貨が入るくらいの穴を開け、そこにお袋は本当にコツコツと小銭を貯めていきます。それをこの大晦日の日に「竹を割って」お金をジャラリと出し、目視でいくらあるかを各人が紙に書き込んでその正確さを競うものです。
お袋は若い頃からこうして「家族でやるゲーム」を数々生み出してきた人でしたが、今に残るその「竹割」行事は今年も無事に行われました。
今年から「その場にいない人は参加できず」という突然のルールとなり、お袋、兄、兄の息子、そして僕という4人での参加となりました。
お袋は自分で貯めたお金ではありますが、写真のようにじっと見つめて今年は45,000円と記入しました。ちなみに僕は53,550円と書きました。常に強気です。
そしてなんと今回の総額は…。46,050円!
お袋、たった1,050円の違いでした。いくら貯めた本人であっても、この正確さはなんでしょう。とても今度84歳になる人とは思えません。人生、常に研ぎ澄まされた人です。
そしてその目視力と想像力によって得たお袋の配当金は…。18,000円!当然でしょう、貯めた人ですから!
それでも、お袋は3,000円ほどさっさと割れ果てた竹の中に戻し、
「また来年ね!」
と笑います。
つくづくお袋を見ていると、
「自分のために使ったお金は戻らないけど、人のために使ったお金は必ず戻ってくる。」
という言葉を思います。もちろんお金で戻ってくるわけではないけれど、無償の心で臨むことが大切であるとまた教えられた思いでした。
さて、先ほど「古い街並み」に行ってきました。なんと雪が舞い始めました。
でも積もりはしないような静かではかない雪です。それでも、大晦日を彩るには素敵な雪が降り始めました。
来年は大きく変わる年です。「地球のステージ」の20年目も1月15日にやってきます。
そして4月1日には神奈川県海老名市進出。
頑張ろう!
仲間と共に!
桑山紀彦
映像を観たときに、なんて明るく頼もしいお母さんなんだろう(^-^)と、元気になりました。素敵なお母様ですね。
パワフルに活動され、いつも新たなスタートラインに立ってある桑山先生はじめ、地球のステージの皆様、たくさんの発信をありがとうございます。
いつも自分のことでいっぱいいっぱいで終わってしまいがちな日々ですが、少しでも何か役に立てるよう、頑張っていきたいと思います!!
長年に亘って研ぎ澄まされたお母様は素晴らしいですね。
子の親にしてこの子あり、子どもは親の背中を見て育つといいますが、
桑山さまは、まさにその通りにされていらっしゃると思います。
お母様がお元気そうで何よりです。益々お元気でいてほしいです。
一度、名古屋に出てきていただいた時にお会いした我が家の母も
もうすぐ80歳です。お二人とも共通しているのは、心配の種の
息子がいることですね。それが元気の源かも・・・・(笑)
今年は、桑山君にとってもスタッフの皆さんにとっても、新しい
門出の時ですね。微力ですが、何かお役に立てることがあればと
思っています。何なりとお声をかけて下さいね。