青森県は八戸市とむつ市を中心にステージが続いています。
むつ市は協力隊OVの南澤先生。でも八戸市は実に複数校の中学校、高校がとても長い息をされながら続いています。
今日の東中学校も8年目。1巡して今日はステージの2番でした。
東中はとにかく挨拶がすごい。廊下で会う生徒会う生徒みんなが挨拶してくるので、まとめて返事するしかありません。そして2番目に驚くのが静かに体育館に入ってくることです。これは静岡県では良くあるのですが、他県ではなかなかありません。でも東中学校はそれをごく普通のことのようにやってきます。
そしてその聴く姿勢はもう言わずもがなのすばらしさ。
8年も毎年通っていると、少しくらいは落ち着かない時があっても普通なのに、東中はずっと落ち着いています。
今年新任でいらっしゃった校長先生は「あいさつ&満面の笑顔」という大きな大壇幕を作って体育館に貼られた豪快な先生。東中の生徒さんとの相性もばっちりだと思いました。
こうして、八戸の素直で明るい中学生との大切な時間が今日も過ぎていきました。
暖冬の冬。ついつい買ってしまったオールドのフレンチバイオリン(格安)。買ったはいいけれど、様々な「割れ」が表面にあり満身創痍の感。けれど、今日はいい音で鳴りました。
傷だらけだから、ほとんど日の目を見ないでオークションでたらい回しだったであろうこのバイオリンが今日はとても愛おしかったです。
値段にしたら、もう一本の10分の一くらいだけれど、それでも150年くらいが過ぎたオールドのフレンチバイオリンは優しく鳴りました。
大切に使っていこうと思います。
桑山紀彦
東北の純真な生徒に似合うであろう「文武両道」の言葉、
そして、校長先生の「あいさつ&満面の笑顔」の言葉もいいですね。
満身創痍であっても、きっと何かのご縁で手にしたバイオリン、ぜひ大切に!
バイオリン一つにも本物を追及する執念が素敵なステージを生むんですね。