海老名市での公演は、もう何回になるでしょうか。
7年前に始まった「全ての小中学生にステージを見せる」事業によって19校を2回で38回。今年3巡目が始まったので+6校で44回。そして「平和のつどい」で6番まで呼ばれて今日が7回目。実に50公演以上を海老名市で開催して下さっています。
ほとんどのステージに内野市長さんは来て下さり、本当にやりがいのある街なのですが、今日は海老名特別版で海老名の働く大人たちをテーマに新しい作品を出しました。
おかげさまでいい雰囲気の中、第一部が終わりました。
そして始まったのが第二部。トークショウです。
ここで登場したのが盟友、木山啓子さんです。
啓子ちゃんはJENという日本の国際NGOの事務局長であり、もうこの道20年以上です。彼女とのつながりももう20年を超えますが始まりは旧ユーゴスラビア紛争でした。
オスロ大学での勉強を終えて、そこで学んだ心理社会的ケアをなんとか活かせないものかと思っていたところに啓子ちゃんが「旧ユーゴでやればいいよ」といってくれたのが全ての始まり。
そこから心理社会的ケアが始まっていきました。
そして20年。今ではそれが自分の専門になっていきました。だから啓子ちゃんとのつながりがなければ、今の自分はないと思うのです。
そんな啓子ちゃんとのトークセッションは、実に有意義に過ぎていきました。
とにかく啓子ちゃんは全然歳とらない。びっくりです。やっぱり
「自分の人生を自分で決めていること」
「楽しいと思えることにずっと取り組んでいること」
が若さの秘訣なのでしょう。
ここで出逢って、これからの10年、また何か啓子ちゃんとできそうな気がしてきました。
忙しい啓子ちゃんではあるけれど、彼女の「発信」をきちんと日本社会に伝えていくべきだと思いました。
また逢う日まで!
桑山紀彦
今日のステージは非常に斬新でした。
特にトークショウは秀逸でした。
木山さんってスーパーウーマンですね。
なんの粉飾もなく素のままに思いを語る、その説得力に圧倒されました。
桑山さん~話の引き出し方が上手ですね。
さすが、桑山さまの新天地、
海老名特別版のステージは盛大でしたね。
第1部のステージもいつも通りよかったのですが、
第2部の木山啓子さんとのトークセッション、
同じ様に感ずるところが沢山あり、参加してよかったです。
木山さんは初めてお目にかかる気がせず、
とてもざっくばらんで、素晴らしい方でした。
海老名市での『地球のステーージ』楽しませてもらいました。
第一部、ステージ最後の特別版(海老名の働くひとたち)は、音楽と内容がバッチリ合い、良かっただすねー。泣けちゃいました。感動の一言。
第二部、木山啓子さんとのトークショーは二人の掛け合いと内容が濃く、勉強になりました。
お二人が活動を始めた20年以上前には海外への活動支援について日本社会では関心が薄く、活動しにくかったと思いますが、今では海外との交流が増え、国際協力が容易になってきて、気持があれば出来る時代になったこと、嬉しく思います。ステージ最後の特別版とお二人の話を聞いて、元気をもらいました。
今、地方の駅前が人通りが少なくシャッター通りになっていると言われていますが、海老名駅を降りて、ビックリ。人、人、人。活気のある街の風景に、ここは、これから発展する街だと思いました。
駅近くの交番で会場場所を聞いたのに方向音痴の二人は道に迷い、年配の男性に「静岡からなんですが」と道を尋ねたところ、行く場所が同じだったので一緒に行くことになりました。行く間の会話で、またビックリ。男性は、「地球のステージと言う公演に初めて行くんです。私も静岡県藤枝市出身で、生まれてから20年間いたんですよ。今日、来ませんが孫が国際協力に関心があるので」と。海老名市人口約13万人の一人に道を尋ねたら、なんと地球のステージを初めてみる人で、わが県出身者。会場で三人一緒に座り、ステージ始まるまでの間、静岡と富士山の話しで、花が咲いてしまいました。ステージが繋いでくれた縁に感謝、感謝。全てが終わり、住所交換した男性が「また、次回のステージでお逢いしたいですね」と言ってくれたので、握手を交わし三人でニッコリ。ステージが始まる時に、用意した席は満席になり、スタッフの人達が席を増やしているのを見て、またまたビックリ。海老名市民と内野市長さん、市職員皆さんの平和への関心の強さを感じました。
今、まだ私達二人は、海老名市での感動の余韻に耽っています。ありがとうございました。