今日は3年目の出雲でした。
出雲は実行委員会形式で、委員長の野井さんはガールスカウト活動を長く続けてらっしゃる熱い人物。今日は家族総出で雰囲気を盛り上げて下さっていました。
川上さんは獣医師で、協力隊のOVでもあります。今日も奥様やクリニックのスタッフと共に参加して下さいました。こうしてみると出雲は家族での参加が多いチームだと思います。もちろんご夫婦で活動している川上さんや山藤さんもいれば、この公演当日に手伝ってくれる家族もいらっしゃって、様々ではありますが、いずれにしても「みんなでやっている」という感じの強い、家族的な、コミュニティ的な実行委員会だなあ、といつも思います。
今日は出雲農林高校の太鼓部の皆さんの演奏から始まりました。
これは素晴らしい迫力です。昨年も出雲農林高等学校はその農業祭で呼んでいただけましたが、その時よりさらにパワーアップして堂々としていました。この時代のニッポンの高校生がこんなにも一生懸命、しかもさわやかな笑顔で演奏する様子で始まったこの出雲の公演は、全体に「流れ」のあるいいものになっていったと思います。
今日は新4番(昔の5番)の公演なので、ガーナ、パレスチナ、ヒロシマ、津波、そして「命をたどる旅路」篇とつながっていきました。中でもこのパレスチナ篇は一番新しい「ふしぎな石」篇になりますので、新曲「明日を信じて」で臨みました。とってもアップテンポなこの曲、まだ歌い慣れていないので、歌い終わるとゼーゼーしてしまいます。早く歌い慣れないとまずい感じですね。
さて、終了後懇談会が持てました。
みんないろんな感想を下さり、本当に暖かい島根の人たち。忌憚ない意見が出るのもいいですね。まさに「親戚づきあい」のこの島根の皆さんとの、長い関わり合いを期待したい思いで公演が終わっていきました。
来年、野井さんたちがまた頑張ってステージ5番(昔の6番)で呼んでくだされば、出雲地方では初めての公演となります。ぜひ、またこの素晴らしい実行委員会で集まりたいと思いました。
帰りは米子空港へ走りました。
夜の大根島はあっという間に過ぎて、隣県鳥取の空港とは思えないほど、島根県に近い米子空港。出雲から1時間もかかりませんでした。
明日は沖縄の公演。久しぶりですね。沖縄の熱い高校生と逢えます。
島根の親戚のみんなありがとう!
また来年!
桑山紀彦
家族ぐるみということは、次の世代、その次の世代と繋がっていくということでステージの裾が広がる理想形だと思います。素晴らしい・・・。