千葉県四街道市にいる大川愛子さんは、仲間たちと「この指とまれ」という組織体をつくり、四街道市内の学校に毎年呼んでくださっています。
こういう形の自主企画もあるのです。つまり自分たちがお金を工面して、町の小中学校1校ずつを回していくというやり方。もちろんその年によっては学校の持っている予算を一部使わせてもらったり、ライオンズクラブの皆さんから一部を拠出してもらったり。でもその開催費用の多くを自分たちでまかなっていらっしゃいます。
それがまた、日ごろからドーナッツを売ったりと、全く「自分たちで何か物を売って資金源をつくる」という非常にユニークかつタフなやり方で継続しているからすごいと思うのです。
学校側も愛子さんたちから声をかけられたらとても嬉しいと思います。
そんな中、今日は四街道小学校でのステージでした。
先生たちと事前に話し合い、3年生以上にしているところや、暑くなりがちな7月だから午前中の早い時間帯(なんと9時30分!)から始めるなど、随所に工夫が見られる公演です。
そして、この町の中心で130年以上の歴史を持つこの小学校の子どもたちが、またよく聴いてくれるんですね。3年生が一番前でしたが、とても我慢強くしっかりと聴いてくれました。やっぱり愛子さんたちのような「地域の人」に見守られていると、子どもたちはより一層学びが多くなるんでしょうね。
さて、ステージが終わったあと、愛子さんの自宅で茶話会です。
といっても豪華な昼食が出てくるまさにフルコースメニュー。全てが手作りでヘルシーで、かつ心がこもっています。みんな愛子さんの元に集う有志。まさに「この指にとまった!」人たちがいい雰囲気を創り出していました。
いろんな点で感動しながら、満足しながら、今年の四街道のステージが終わっていきました。また来年、どこかの学校を舞台にやりましょう!
そして今日は嬉しいことに、首都圏でいつも元気で支えてくれている三女傑がそろいました。茨城のさつきさん、千葉の大川さん、そして八王子の(弾丸=だんまる)赤木さん。つくづく「地球のステージ」はニッポンの女性たちに支えられているなあ、と思います。
いや、もちろんつくばの飯野さんや島根の山藤さんのように男でもすごい人はいるけれど、やっぱり現代ニッポンは女性の啓け方が圧巻です。
桑山紀彦
大川さんの継続する情熱と周りの関心を呼び込む力は脅威的で、本当に熱い人ですね。
え!?
三女傑って誰よ??
と思いながら、四街道小のステージを振り返りました。
まず、ちゃんと聞けている子どもたち。そして、機材の片づけも、たくさんの方たちのお手伝いがあって、運ぶことができました。
PTAのみなさんの力もすごいですが、愛子さんやひとみさんをはじめ、地域の方の協力がとてもしっかりしていて、参加させてもらって、とても気分がいいのです。
ぜひ、また参加させてくださいね。