岐阜県立岐山高等学校

今日は3年目の岐阜県立岐山高等学校のステージでした。
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 1000人を超えるこの岐阜市の進学校は、たいへんまじめに、とっても優しく聴いてくれるすばらしい岐阜の高校生の集まりです。

 今日はステージの3番ですが、昔の4番に相当するため「自転車日本一周篇」があります。あの迷っていた時代。高校からも家からも故郷からも飛び出さざるを得なかった苦しい時代のことを同じ高校生の前で話すことはとても心に沁みてきます。それは辛いのではなく、苦しいのでもなく…、あえて言うならば「にがい」感情に近いように思います。しかし「にがい」という感覚は人生にとっても実は大切なものなのかも知れません。それにしても、「にがい」という漢字の「苦い」は、読み方によっては「苦しい(くるしい)」と同じであること。日本語は難しいと共に、奥が深いと思いました。
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 さて今日もステージのあとに座談会を持たせてもらえました。
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 高校のステージは、特にこの「終了後の座談会」を大切にさせていただいています。前もって希望された30人の高校生が集まってくれていて、とっても活発に話し合いが進んでいきました。

 みんな悩んでいます。それは全ての高校生が抱える悩み。自分、人生、進学、仕事、世界。

 でもこうしてみんなで言葉にすることで、自分一人ではないという気持ちに包まれていきます。だからこの座談会は重要なのだと思います。

 これからも全国の高校生と、こんな時間が過ごせますように。

桑山紀彦

岐阜県立岐山高等学校」への1件のフィードバック

  1. 今日の海老名、岐山高校の2篇とも明るい話題で、何故か晴れ晴れした気持ちになりました。
    今更ながら地球のステージは素晴らしいなあ~と感じています。
    12月の海老名公演が楽しみです。

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