静岡市立東中学校

今日は2年目の静岡市立東中学校のステージでした。
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 昨年も感動の中に終わったこの中学校は、ちょうど3000回というきりの良い回数の時の公演で、自分にとっても忘れられない中学校となっていました。

 今年も静岡市文化会館に1000人以上の中学生のみんなが集まってくれて、静寂と、熱い拍手の中にステージの2番が進んでいきました。

 今日の音響さんは静岡市に拠点のあるUs(アス)に所属する谷口さん。時々静岡県内の公演で組んでいますが、実はこの東中学校の出身なのです。つまり生徒さんたちにとっては、先輩が音を出しているんですね。昨年も谷口さんだったので既にそのことを知っている2年生、3年生は音響機材に近づいては非常に興味津々の様子でした。とっても素直で素敵な中学生なのです。

 谷口さんの創り出す音は音の分離能が高く、一つ一つの音源までよくきこえると評判です。ステージ公演には久しぶりの明ちゃんが、

「とにかく最高。これまでの中でもNo1の音づくりだ!」

 と代絶賛の音でした。

「”あの街へ”がまるでプロの歌手のようにきこえた!」

 とも。う~ん一応お金もらっているのでプロの自覚はあるんだけどなあ…。

 さて、東中のみんなは最後にオリジナルソング「キセキ」を持っています。
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 3年前に合唱部が中心となって創った、このオリジナル曲は確実に各学年に浸透し、校歌に並んでみんなちゃんと暗譜している存在になっていました。それを最後に「お返し」ということで歌ってくれました。素晴らしい歌声。1000人の中学生の柔らない、心のこもった「歌」に感動しないわけがありません。また来年逢いたいと思いました。
 特に良かったのは指揮者の男子。時折笑顔を交えながら、真剣に指揮をしていました。音楽が好きなのだと思いました。
 その合唱の一コマは→こちら

 最後に東中の先輩である音響さん、谷口さんがいいました。

「東中は昔から超マンモス校なのに、全然荒れたことがないんです。周りの中学校が荒れても、東中だけは絶対に荒れない。それが守り続けられていることを誇りに思いました。」

 と。

 東中のシンボルは「東魂(とうこん)」。東中の魂という意味で「闘魂」と掛けているようですが、はるかに意味深い「東魂」。こんな中学校が日本にたくさん増えていくと良いな、と思いながらみんなを見送りました。

 静岡の公演、これからもどんどん増えるといいなと思いました。

桑山紀彦

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