今日は3年目の都立三田高等学校でした。
猪原先生が震災直後宮城県農業高等学校に助っ人として赴任され、その時「地球のステージ」をご覧になり、国際理解教育の藤村先生と共に三田高等学校に呼んでくださったのが2年前。それ以来毎年呼んでいただいています。
今年は今日1年生で、6月には3年生対象ということで2回にわたる公演を開いてくださっています。ありがたいなあ。
三田高等学校は目の前に東京タワーが見える都心の高校です。
生徒さんはみんな秀逸で、今日も110分にわたる長い公演となりましたが、一切の私語もなく、素晴らしい集中力でした。公演終了後の質疑応答も実に活発でしたが、その後に別室で開かれた懇親会もこれまた秀逸。多くの質問の中に感動がありました。
最後は、
「なぜ平和は長続きしないのか。平和を求めていても必ずどこかで争いが起きる。人類はどうやったら恒久的な平和を手に入れられるのか。」
という質問。自分なりに答えてみました。
「今ここで、適切な答えはできないと思う。でも大切なことはあきらめないで、この問題について考え続けること。まじめに、実直に、そして前向きに。
そして一つの可能性として”意識化のプロセス”を大切にすることが平和の構築につながる可能性がある。それは、”日々、自分なりに考えて、気づきを求めて生きていくこと”。それが意識化のプロセス。人間は流されたり、あきらめたり無関心になったりする傾向がある。だからこそ、あきらめないで日々、自分の内面で”覚醒”を求めていくことが大切。それを”意識化のプロセス”と呼ぶ。一人一人が日々の人生の中で意識化されていけば、必ず世界は良いものになり、平和も手に入れられる可能性があると思う。
はっきりとした答えではないけれど、”意識化のプロセス”は平和にとってとても有効なものだと思う。」
高校生は、どう受け止めてくれたでしょうか。
既に来年もこの時期の予約を入れて頂き、今後も三田高等学校とはがっちりと協働して行けそうです。都内の他の高等学校ともつながれると良いなあ、と思っています。
三田高校の生徒さんに、栄光あれ!
桑山紀彦
いつもブログで詳しいメッセージをありがとうございます!前へ進む力になります。
悩み苦しみ、停滞し、落ち込むことはしょっちゅうですが、流されないしあきらめません!
意識化のプロセス。
なかなか、精神的に弱い私には、難がありますが、大切ですね。
前を向いて、頑張ります!!
覚醒を求めることを繰り返す~わかり表現です。