今日は「閖上の記憶」、移転のために一旦閉館する最後の日でした。
2012年4月22日に開館してこの3年間で4万人を優に超える来館者を迎え、現在でも多い時、1日200人を超える来館の皆様を受け入れているこの「閖上の記憶」は、かさ上げの始まった閖上地区の工事の影響を受けて、日和山の近く、閖上6丁目に移転します。
思えばこの3年間、この「閖上の記憶」を中心に、いろんなことを行ってきました。
やはり「拠点」が必要であるという思いはいつも強く、その意味においてもこの「閖上の記憶」は、東日本大震災支援の大切な拠点です。この先どのくらいまでやれるかわかりませんが、少なくとも10年単位で取り組むべき活動だと思っているので、少しでも自立運営できるように頑張っていきたいと思っています。
閖上の案内人、語り部の皆さん、非常に案内やお話の内容が洗練され、「一度だけではなく、何度も行ってみるべき」と全国の皆様に評価されるようになりました。
ひとえに、丹野さん、小齋さんという「語り部」、そして針生さん、上條さん、浅川さんという「番人」の皆さんのがんばりが良い雰囲気を創り出しています。
そしてその真ん中にいるのが「桑ちゃん」こと、桑島愛希子です。
ヨガの先生でもある桑ちゃんですが、その柔和な雰囲気によって、とても良い人間関係を構築してくれています。
4月25日(土)10時から、新規開館記念イベントが行われます。皆さん、是非おいで下さい!
桑山紀彦
おはようございます
写真を見てとても、楽しそうな
雰囲気に思えます。
これからも頑張ってください!
規模は小さくも存在意義のある祈念館になり、活動価値は大いに評価出来るものです。
記憶を消すことなく存続することは並大抵のことではありません。
スタッフ皆様の努力に感謝、感謝です。