今日は群馬県太田市にある「ぐんま国際アカデミー」という学校でのステージでした。
初等部に始まって、小、中、高等学校計12年を一貫で過ごすとてもユニークな学校です。しかも「校内は基本的に英語のみ」で生活する、日本でもめずらしい学校です。
実際に訪れてみると、確かに生徒さんたちは英語で会話しています。
恐るべし、GKA(ぐんま国際アカデミー)。そして11年生(高校2年生)くらいになると、かなりの数の生徒さんが留学しており、今回も二十数名しかいませんでした。こんな先駆的な学校が日本にあるのです。
実はこのきっかけを作って下さったのは、青年海外協力隊平成22年度3次隊、ザンビアに行かれた桐生先生でした。二本松訓練所でのステージが終わり、物販売の場で桐生先生が、
「帰国したら教師となる予定ですが、その学校で必ず呼びます!」
とおっしゃって下さったことを思い出します。桐生先生は確かに、その約束を守って下さったのです。そしてもうひとり、阿部七海(ななみ)さん。2013年の日比谷公演、グローバルフェスタでの「地球のステージ」を見ていたく感動してくれた七海さんが、強力に「このステージを自分の学校に呼びたい」と思って下さったことも大きな追い風になりました。
こうして、協力隊の皆様とのつながりは人と人をつなぎ拡がっていきます。
ステージが終わって交流会を開きました。
みんな、とっても真摯に「今」を考え、生きている。こんな素敵な高校生と日々を過ごす桐生先生、うらやましいですね。
また来年、ステージの2番を呼んでいただけるとうれしく思っています。
さて、ダルウィーッシュの追悼の会、20日金曜日の16時から「地球のステージ」の50畳ホールでできそうです。
仙台マスジド(仙台モスク)から、イマームと呼ばれる指導者が来てくれそうですから、ダルウィーッシュの向こうの世界での活躍を、さらにお祈りしてもらおうと思っています。
みなさん、本当にありがとう。
桑山紀彦
今更ですが、桑山さんの人の繋がりはすごいですね。
真直ぐで変わらぬ主張と実行力と、人を思う優しさと、何よりも喜怒哀楽を隠さない人間味に惹きつけられるのでしょうか?
遠い異国での追悼の会、彼もきっと喜んでいるでしょう。