今日は富山県の教職員組合、魚津支部のみなさんのステージでした。学校の先生が勤務終了後集まられてステージ公演に参加です。
朝一番の仙台ー小松便で飛ぶと、夕方18時の公演までは本当に時間があるので、一気に高山により、お袋とお昼ご飯を食べていました。こうして高山にほぼ月1回の割で立ち寄ることができているのも、富山県と岐阜県の先生のおかげです。学校公演はありがたいです。
今日はスタンダードな1番に震災篇のお話でしたが、子どもたちがシーンとなる同じ場所で、先生たちもシーンとなるんだなあというのが、とてもよくわかりました。例えばロエナスの場面、ソマリアの子どもが亡くなる場面。難民の男性が生涯において持ち物が3つであるという話し。
それは同時にステージが強く伝えたいところなので、やはり「教育」にたずさわっていることで、感じ方も研ぎ澄まされていくんだなあ、と思いました。
そしてそのまま懇親会。
富山の先生たちのやる気に触れることができて、本当に良かったです。これから富山県東部の学校に拡がるといいなと思っています。何せ3月14日からは新幹線が走ります。「富山に行く」ということは、とても便利になりますから、その機に乗じて…。
今日も先生方の挨拶の中に後藤健二さんの話が出ていました。
彼は「本当のこと」を伝えたくて現地に入ったのだと思います。しかし、生還はできなかったので、まだまだ「本当のこと」がわからないままです。でも、イスラム教圏の人たちの本来の心、生き方は、パレスチナという地域を通してですが僕たちにも伝えることができると思っています。
だから、僕たちがこれまでと変わらない、いやこれまで以上にイスラム教圏の皆さんと仲良く、高め合って活動できれば、後藤さんが伝えたかったことの何割かでもきちんと伝えられると思っています。
だから予定どおり、来週11日よりパレスチナに入り、活動してきます。帰路、NICCOの仕事でヨルダンのシリア人難民キャンプで小さな仕事をして帰国します。どうか、心配なさらず。大切なことは「現地の人の言うことをしっかりときいて行動すること」だと思っています。
桑山紀彦
公演お疲れさまでした。
命はとてもかけがえの無いもので
大切なものだと思います。
私も見ていて富山の先生方の
やる気が伝わってきます。
私は、もう一度桑山さんに会いたいと思っています。
桑山さんシリアに行かれても
情熱や優しさで頑張ってください!!
ありがとうございます。
ちなみにシリアには入りません。ヨルダン国内のシリア人難民キャンプの仕事なので、ご心配なく。
桑山紀彦
紛争には様々な原因があって複雑ですが、確かなことは被害を受けるのは弱い立場の一般市民であること。
特に、弱者の子供たちの将来が奪われないかが心配です。
その意味で、地球のステージは子供を通じて世界がどのような状態にあるのか、十分に伝えてくれています。
これからも、ぶれない活動を期待しています。