今日は砺波チームの皆さんが閖上と「地球のステージ」を訪問してくださいました。
昨日の「いのちを語り継ぐ会」のイベントに出てくださったあと、1泊して今日は閖上を訪問。案内人で「閖上の記憶」館長の小齋さんが案内してくださいました。
「長くなりますよ~」
と小齋さんは前置きして案内開始でしたが、案の定どんどん熱い気持ちで伸びて、実に2時間の案内となりました。小齋さんは昨日の会で感じられた「熱いもの」を今日も持っていらっしゃるんだと思います。
砺波チームは、来年度映画「ふしぎな石」と丹野さんを招こうと計画が始まりました。
しないの4つの中学校の中学生や町の人に映画を見てほしい。丹野さんと逢ってほしいと思ってくれているのです。ありがたいなあ。
是非成功して、丹野さんが全国47都道府県全てを制覇してほしいです。
さて、夜は映画「ふしぎな石」の主役を張った里咲さん、冬馬君そしてお母さんたちに集まっていただきました。
映画公開から1年半、全国18都道府県、45回の公演が実現していました。みんなでお寿司を食べてお祝い。そしてお願いにはいりました。
そのお願いとは、
「里咲さん、冬馬君の証言録をつくろう」
というものです。みんながどんな経験をして何を感じたのか、それをきちんと記録して作品に仕上げることが大切。しかも子どもたちの語りは、今まで「地球のステージ」ではなかなか取り組めないものでした。
でも、今回の「いのちを語り継ぐ会」でも感じたのは、子どもたちの語りは、大人の心を大きく動かすということです。だからこれからはきちんと閖上で被災した子どもたちの語りを紡いでいきたいという方向性です。
一番恥ずかしがる中学校1年生という年齢ですが、冬馬君と里咲さんは「一緒だったらやれる」ということで、この春休みにロケを行うことになりました。
いい作品にして残していきたいですね。
請うご期待。
大人になっていく里咲さん、冬馬君。
これからこの二人がすばらしい語り部となっていくことを願っています。
(里咲さん、13歳)
明後日はもう2人の主役、陽菜さん一花さんとお母さんたちとの食事会です。映画のスターたちはこれから立派な語り部になってくれることと思います。
桑山紀彦
里咲さん、冬馬くん
先日桑山先生に紹介していただいた我が家での小さな上映会には、100人を超える人が観に来てくれています。
名古屋で灯した小さな灯火を、私はこれからもずっと大切に守っていきます。
うちにも同じ年の子供がいます。
もうすぐ一人で東北へ向かいます。
里咲さん冬馬くんも、名古屋へ来ませんか?
その時は是非、名古屋と宮城の中学生とで交流しましょう。
ふしぎな石の続編も、いつか作ってください。
日本中のみんなが待ってると思います。
私は高校でふしぎな石の映画を見ました。
すべてを見たのではありませんが
とても、素晴らしい映画だと思います。
これからたくさんの経験をされると思いますが頑張ってください。
中学1年生は成長が早い~二人ともそれなりの大人の(感想)が語られ、語り紡ぐ重さが増すと思います。
それにしても45回の公演とは知りませんでした。すごいです。