今日は神奈川県平塚市にある県立「平塚中等教育学校」でのステージでした。
中高一貫教育公として6年前にスタートしたこの学校は今年6年生を迎えて、ようやく学校として「完成」したのです。その完成記念を祝う大切な場所に呼んでいただけました。校長先生が岸根高等学校にいらっしゃって以来「3年越しで」呼んでいただいたこのステージ。
生徒さんに心底感動しました。
笑い、拍手、静寂…。どれをとっても最高の子どもたち。まさにこの中高一貫教育というシステムはすばらしい成果を生んでいるのです。もちろん長短あるとは思いますが、とにかくみんなが仲がいい。同じ釜の飯を食べて六年間、「学友」として過ごすのです。酸いも甘いも知り分けて、信頼の絆を強く感じました。それが「安心」につながり、そこから「創造性」が広がって今のこの学校の雰囲気をつくっているのだと思いました。
「いつ傷つけられるか」と思ってびくびく学校に通う必要がないのですから、そこでエネルギーを消費しないで創造的な活動のために使えるのです。それは伸びますよね。もちろんついついパフォーマンス力のある同級生にであって自分を比べてしまい、落ち込むこともあるでしょう。でもそれも含めて「良き経験」として吸収していける素地が、この生徒さんたちにはあります。だから安心して見守っていられる。
花束を僕にくれた生徒さんが言いました。
「僕は今まで、いろんなコンプレックスに落ち込んできたけれど、それがとっても小さいことなのだと、改めて思うことができました。ありがとうございます。」
本音のコメント。すばらしすぎて圧倒されました。
(校歌も泣かせてくれる歌声です)
こんなすばらしい教育環境をつくっている学校が、神奈川県にあるのです。うらやましく思いました。願わくば来年は「ステージ2」で呼んでいただき、ステージ後の交流会を充実させたいですね。苗なら、今日もフロアをつないで質疑応答がありましたが、どれもすばらしい質問。そして止む気配なく手が挙がるのですから、これは絶対来年交流会をやりたいですね。
(生徒会のみんな)
校長先生に切にお願いしながら、会場をあとにしました。
平塚市にすばらしき学校あり。名前は神奈川県立平塚中等教育学校というなり。
桑山紀彦
子供から大人へ差しかかる多感な時期を同じ仲間と6年間共に過ごせる6年制は、人間の土台つくりに一番大事な時期に、不安を抱いて高校へ変わる制度より、情操教育上いいかもしれませんね。
心にゆとりが出来る事でいじめが減るに違いありません。
ありがとうございました。
本当に。素晴らしかったです。
昨日は素晴らしいステージをありがとうございました。
ベルリンの壁崩壊の頃の欧州を旅して学んだ友人のことも思い出し
夕食を取りながら息子に話したり…
パレスチナの紛争について話し合ったり、有意義な経験となりました。
笑いあり、そして涙があふれてこまってしまうステージでしたね。
美しい歌声をバックに衝撃的な世界の映像を拝見し
子供達よりも自分が楽しんでおりました。
是非是非、毎年いらしてくださいますように。