神有月の出雲の公演

今日は2年目の島根県立出雲農林高等学校のステージでした。
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 農業高校は常に命について学んでいます。例えばこの高校では1年生のうちにひよこを育てはじめ、ニワトリにまで育てて、自分でしめてお肉にして、唐揚げにして食べます。そうすることで、いつも気軽に言っている「いただきます」が、「命をいただきます」であることに改めて気づき、いのちの意味をちゃんと考えるようになっていきます。

 この高校を卒業して、今回出雲の「地球のステージ」実行委員会のメンバーにもなっている金築(かねつき)さんが言いました。

「それまではご飯を食べる時に、つくってくれたお母さんに向けて”いただきます”って言っていたけど、あの授業を受けてからはその向こうにある”いのち”に対して”いただきます”と言えるようになりました。」

 う~ン、すばらしい教育をしている出雲農林高等学校。

 実際にステージに聴き方もすばらしく、昨年もそうでしたが、その素直さとまっすぐさに感動しました。シーンとなるその空気の澄み方がすばらしいものでした。

 この高校の校長先生は山藤さん。島根県で「地球のステージ」を開催し続けてくださっている熱き高校教師です。
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 今は校長先生ですが、普段はそんなことを全く感じさせない気さくな存在です。でも挨拶になると、やはりびしっとして校長先生らしかったですね。
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(山藤校長先生は、サックスを吹いていました)

 校長室で、生徒さん数人と話していたら、3年生の男子二人が焼きそばをつくって持ってきてくれました。

「明日、農業祭なんですけど、その試作でつくってみました。是非食べてください!」

 その焼きそばの美味しかったこと!すばらしい優しさのある男子生徒に感動。

 これからも、こうした素直な高校生が増えていきますように!
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(出雲実行委員会の皆さん~明日が本番です~)

桑山紀彦

神有月の出雲の公演」への7件のフィードバック

  1. 今年も素晴らしい講演ありがとうございました。
    私たちが当たり前だと思っていることが、他の国にとってはそうでないことを思い知りました。
    是非来年も講演を聞きたいです。

  2. コメント、今年も生徒に先を越されてしまいました。生徒たちは昨日の地球のステージ公演をうけて清新な気持ちで今日の農業祭に臨めそうです。

  3. 今年も講演ありがとうございました。私も自分に自信が持てないことが多く、自分はどうすれば皆の役に立てるなのだろう…と考え込むことも多々あります。昨日の講演を聞き、頑張って自分が役に立てることをしっかり探して行こうと思いました。来年も来て下さると有難いです

  4. 昨日はありがとうございました!!
    去年も感動したけど今年も感動させられました。
    講演を聞いて私たちがどれだけ平和な国に
    住んでいるのか考えさせられました。
    当たり前のことがどれだけ幸せなのか…
    私はまだ将来、自分が何になりたいのか
    分からないけど頑張って行きたいと思います!
    本当にありがとうございました。

  5. 今年も感動させていただきました。
    これからも出雲農林で講演していただけると非常に嬉しいです。
    とても良い講演をありがとうございました。

  6. 昨日は講演ありがとうございました。
    今年の講演も凄く楽しみにしていました。
    講演を聞いて空爆があんなに恐ろしいことだとは知りませんでした…。
    私も空から爆弾が降ってくるのだと思うととても恐ろしくて眠れないです…
    命の重さを考えさせられました。
    私は桑山さんの話されていました
    タイのバンコクを目標に数々の
    国へ旅をしたいと考えています。
    本当に ありがとうございました。

  7. ひよこの飼育が命の大切さ~輪廻を教えるいるとは気がつきませんでした。
    命の大切さが理解できれば≪いじめ≫は無くせますね。

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