今日は7年目の大垣北高等学校のステージでした。
昨年6番を公演して、どうなるかなあ、と思っていたらちゃんと「地球のステージ1」に戻ってくださいました。
北高校は今年からスーパー・グローバル・ハイスクール(SGH)の認定を受け、文科省から大きく期待されている学校です。そこで「地球のステージ」としては、「グローバル」の意味を考えるきっかけに、と思い、その定義を、
「異なる文化や人に出逢った時に、不安ではなく、興味が持てる人に」
「見て見ぬふりをしないという生き方を実践するために」
と位置づけ、その概念にそいながら改めて1番を語っていきました。まさに、ピカ一の聞く姿勢の北高校のみんなは空気を
振るわせながらいい時間を共有してくれました。
改めて北高校と関われて本当に良かったなあと思うのは、この高校を通じていろんな「熱い高校教師」と出逢えたこと、そして卒業してからもちゃんと関わり続ける人のつながりが持てていることです。
昨年末東ティモールにスタディツアーで行った松浦君(岐大医学部3年生~当時)は今年オーストラリアに留学を決め、赤塩君(topic教育学部年生~当時)は教員採用試験に合格し、来年は岐阜県内で教師となります。特に赤塩君は青年海外協力隊も同時に合格。しかしあえて教師の道を選び、数年後に協力隊再挑戦の覚悟です。
そんなすごい人材を育てている北高等学校、そして先生たち。在職の高木先生はSGHの一環で30人の来た高校生を来年3月カンボジアに誘います。そして今や「地球のステージ」の中部地区長のような存在の翠(みす)先生も元々はこの北高等学校で出逢いました。
そして定番となった座談会。
今年も感受性豊かな高校生が集い、活発な意見交換ができました。みないろんなことで悩んでいる。でも大切なことは今の自分の存在を認め、そこから少しでも自分を良くしようとする心の動きが大切であるということが確認できたこと。それが一番感動するところでした。
こうして今年もすばらしい来た高校生に出逢え、またステージ1番から始められたことに感謝しています。
来年はステージ2番。多くの出逢いがありますように!
桑山紀彦