今日は京都府宇治市の木幡中学校のステージでした。
もう5年も続いているこの宇治の中学校ですが、今日も非常に落ち着いて聴いてくれるすばらしい中学生と出逢いました。
木幡中学校はなんと2年生で1番,3年生で2番を見る計画になっていて、1日2公演です。非常に贅沢なステージ公演を組んでくださる学校なのですが、生徒さんたちもそれにきちんと応えて、実にまじめに聞いてくれました。
午前中の2年生への1番が終わって、南校長先生のところへ行くと、
「いや~、嬉しいことがあってなあ。今そこで2年生の女子に肩組まれて、”いや~センセ、感動したわ~。もう3度も泣いてしまった~”って言われましたんや。そんで、”センセ、あの人と握手したい”って言うんで、昼休みに来たらひょっとして逢えるかもしれへんで、って言っておきました。」
とニコニコされていました。
そして昼休み。彼女。もえさんはちゃんと来たんです。そして礼儀正しく、
「ホンマに感動しました。ありがとう!」
といって、写真に収まってくれました。素直な中学2年生です。
(右から南校長先生、もえさん)
こんな一瞬が次のステージへの原動力となり、励まされます。
南校長先生は体育の先生で、非常にさわやかです。昨年まではこの中学校の教頭先生でしたが、なんとそのまま校長先生になられました。信頼厚い先生です。
こうして、関西の中学生との交流は今回も深まっていくのでした。
ステージが訴えるものが何かわかろうとしてくれる生徒が一人でも出てくれるのは嬉しいことです。
若者も捨てたものではありませんね。