ロケ終了!

楽しかった授業。
今日で2日間にわたった「ようこそ先輩~課外授業」のロケが終わりました。
すばらしいスタッフの皆さん(総勢で10人、カメラ4台!)と共に、素直でまっすぐな6年1組のみんなと授業を行いました。
「ピンチのそばのチャンス」
まさに途上国で教えてもらってきた、その生き様を日本の子どもたちと共に考えてきました。
日本の子どもたちだって、たくさんのピンチを迎えている。
両親の離婚、死別、ケンカ、いじめ、事故、けが、病気・・・。
たった12年間でも多くの出来事に曝されてきた子どもたち。でも、実はそんなピンチのすぐ横に、チャンスが隠れている。
いつまでもくよくよしていたら、そのチャンスに気づかないでしまうけれど、気持ちを切り替えて、今できることを一生懸命やっていくと、実は道が開けていくのだということを見事に子どもたちは学んで行ってくれました。
それは決して他人事ではなく、「自分のこと」として学ぶ機会が得られたことが最大の収穫でした。
日本の子どももイケている!
母校の子どもたちはすばらしい!
そう思える「先輩」としてのひとときでした。
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やっぱりプロと仕事するのは気持ちがいい。ディレクターの鈴木さん、伊藤さん、カメラ、音声、照明・・・。すばらしいプロたちがいい雰囲気を創り出して見事な「仕事の現場」を創り出していってくれました。
正直言って僕は「無名」です。
テレビにも出ないし、名前も知られていない。でもこの番組は有名人が母校に戻るだけで「絵」になることが多い中で、僕のような無名人を出すことに不安の声もあったことと思います。
それでも「桑山紀彦で行こう!」と思ってくださった皆さんの気持ちに応えるには、「本当のこと」をそこで伝えていくことです。
子どもたちに嘘、偽りは通用しません。
本物だけが認められていく、そんな厳しい世界でもあります。そんなこともたちに、こっちの「本物さ」は、どれだけ伝わっていったのか。
まずは、僕なりに大成功だったと思うけれど、10月末の番組を皆さんがご覧になり、是非、感想を下さいね。
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よろしくお願いします。
桑山紀彦

ロケ終了!」への2件のフィードバック

  1. 怒濤の日々を送っている桑山君、本当にご苦労さまです。
    きっとあなたの後輩たちは、本気で生きている大人に
    接することができ何かを感じてくれたでしょう。
    そして本物のエネルギーを受けて、きっと自分たちの明
    日に向かって歩いていくでしょう。
    良い仕事をされましたね。番組を見るのを楽しみにして
    います。

  2. 桑山さんの活動は幅広く多岐にわたるので有益な実のある授業が出来たことでしょう。直前のパレスチナの体験がどんな形で後輩たちに伝えられたか放映が楽しみです。

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