初演記念日、1月15日

今日1月15日は「地球のステージ」公演が始まって22年目の日です。

写真の「ちらし」は22年前の初演の時に自分で作ったものです。懐かしいなあ。

現在でもこの日は「地球のステージ」の始まりの日として、例えばクルマのナンバーは115にしていたりするのも、みんなこのひが全ての始まりであったからということ。

22年が過ぎた今、色んなことを思います。

伝えていくべきことはたくさんあるけれど、新しく関わった国、ミャンマーから学ぶこと。もう15年目の関わりになるパレスチナにおける新しい展開。18年目の関わりになる東ティモールの今後のこと。いつも「もうダメかもうダメか」と思うようなことがたくさんありましたが、それでも多くの人に支えられてこれまでやってこれたと思います。

この22年の間にあった出来事は、とても一言で言い表せるようなことではないけれど、それでも最大の出来事は2011年の津波だと思います。

色んなことがあの日を境に変わりました。

そして学ぶこともありました。

けれど、総じていえるのは「全てのことには意味がある」と言うことなのだと思います。哀しい出来事にも不幸な出来事にも、そして楽しい、幸せな出来事にも…。

今、ステージの回数が減ってきています。

起死回生の願いをかけて今年8月の日本PTA連合会の総会でひょっとしたら記念公演をさせてもらえるかも知れないと期待しましたが、今日「落選」の知らせが来ました。

担当されたある県のPTAの皆様もとても頑張って下さいましたが、「無名」と言うことでおそらく落とされたのだと思います。テレビに出ていたり名が知られたりしていれば、ひょっとすると大丈夫だったのかも知れません。でも残念ながら落ちました。

でもそれにも「理由」があるのだと思います。

だからこの結果を嘆き続けるのではなく、「なぜそうなるのか」をしっかりと考えて、「ではどうするといいのか」を考える勇気が大切なのだと思います。

真面目なことを真面目にやっているだけではなかなかメディアには登場しない分野で働いています。でもそれは自分で選んだ分野ですから、嘆いていても仕方ない。できることをブレずにしっかりやっていけば、きっと道は開けると思うしかありません。

「地球のステージ」を選から落とした人たちが、あとで後悔するくらいに頑張ればいいと思うようにしたいと思います。

複雑な気持ちの中で迎えた22年目ですが、きっと今日にも意味があるのだと思います。

桑山紀彦

初演記念日、1月15日」への1件のフィードバック

  1. 痛烈な現実で何と言っていいのか・・・・。
    自分には何にができるのか・・・・。
    言葉に詰まっています・・・・。

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