豪雪をかき分けて

今日は朝から名取も大雪でした。
 高速道路は完全にほぼ前線マヒしており、これは一般道で福島県二本松市の会場に行かなければなりません。
 朝の8時30分には出ました。距離は約85キロ。4時間を見込んでの出発でした。
 これだけの距離を一般道で行くのはあの2011年3月11日の津波の日、埼玉県長瀞の町から9時間かけて津波に沈んだ名取市の本部までクルマで帰って以来です。あのときは9時間かかりました。
 でも、今日はすでに朝のうちから雪は降り止んでいました。
 至る所で雪かきをする家族の姿があり、逆にほのぼのしていました。
 今日の雪は固まりやすい湿雪だったので、子どもたちにとっては最高のプレゼントでしょう。雪だるま、かまくら、雪合戦。何でもできそうです。
 福島市に入ると、少し青空も見えてきて余裕が出てきました。
 そして二本松市の会場に着いたのは11時30分。なんと3時間でつきましたね。楽勝でした。
 今回呼んでくださっている「二本松・地球市民の会」は、JICAの青年海外協力隊二本松訓練所を市民として支えようという皆さんの集まり。でも決して協力隊のOV(経験者)ばかりではありません。気持ちから国際交流や国際協力に興味と関心のある皆さんが集まった集合体なのです。会長は市長さんです。
 通常こういった行政が関わる団体は市長さんが会長であられても、なかなかお姿が見えてこない場合が多いのに、二本松市の新野洋市長は最初のあいさつはもちろん、最後まで最前列でご覧になり、最後は物販売場にいらっしゃってCDを買っていかれるというすばらしい市長様です。
「是非これはうちの町の小中学生に見せたい。来年度の企画にしますよ。」
 と、海老名市の内野市長様のようなことをおっしゃっていらっしゃいました。ありがたいです。
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(会の皆さん。日足ぶりの須藤さん(音響)が、向かって右の端に!~元気そうでした。)
 今年で4番のステージだったのですが、今後も続いていくと良いなと思っています。
 そんな二本松の協力隊訓練所のステージは2月26日です。この平成25年度4次隊が終わると、実に12年間がまるまる過ぎて、ずっとこの12年間二本松訓練所に通い続けていることになります。
 いつまでもこの関係が続きますように!
桑山紀彦

豪雪をかき分けて」への2件のフィードバック

  1. 一般道での移動、お疲れ様でした。無事にステージが出来て良かったですね。
    須藤さ~ん、お久しぶりです!写真に向かって手を振っています。お会いしたいです。

  2. 雪中の大移動事故もなくやれやれです。
    天候に負けず約束を守る~さすがですね。
    朝から雪掻きで、今全身打撲状態でのびています。

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