秀逸な高校生たち

さて、今日はNHK Eテレで23時30分から「東北発★未来塾」~第3回です。是非ご覧下さいね~。
再放送は土曜日の午前11時20分からです。

この火曜日はもう6年目になる奈良女子大附属中等教育学校のステージでした。

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 落葉先生ほど、身近に感じる先生はいるでしょうか。そりゃあもちろん青森の南澤先生や岐阜の翠(みす)先生、島根の山藤校長だって「先生」には思えないほどの身近さを感じていますが、落葉先生のそのおなかの丸々さも含めて、僕には愛すべき友人なのです。
 その落葉先生がずっと呼んでくださっている奈良女子大附属の高校生とついに交流会が持てました。現在大垣北高校で大成功を収めている「ステージあとの交流会」が、じわじわと広がり、今回奈良女附属でもできました。
 フィリピンに実際にいったことのあるみんなを交えながらの真面目な交流会。今回は14名でしたが、実に密度の濃いものになりました。また来年網交流会やりたい!
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(桑山の横が落葉先生)
 ちなみにこの中等教育学校は奈良女子大の附属ですが、男子生徒もちゃんといます。でもそのまま奈良女子大学は目指せません。(そりゃそうや)
 翌水曜日は3年目になる我が岐阜県岐阜市の加納高等学校。
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 この進学校の生徒がすごいのは「加納大会議」と呼ばれる全校討論会が伝統になっていることです。この日もなんと「地球のステージを振り返る加納大会議」がステージ直後に開かれました。
 1000人を超える高校生が6人ずつのグループに分かれて討論。そして代表者が発言していきます。最初のテーマは「地球のステージに何を感じたか」。二つ目のテーマは「では今の自分に何ができるのか」。どちらも激論で、生徒さんたちは代表者を立てて自分たちの思いを発現していきます。
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(加納大会議中)
 こうすると、みんなが一度は確実に「言葉」を発します。単なる質疑応答だとごく少数の人しか発言しませんが「加納大会議」だと、その小グループの中で自分の考えは述べます。だからみんなの気持ちが納得していくのが上から見えていました。
 こんなふうにステージ直後の時間を全体で振り返りに使うという初の試みをする加納高校、恐るべし!
 来年奈良女子大附属中等教育学校は2番、加納高校は4番で呼んでくれます。
 う~ん、元気の源だ~。
桑山紀彦

秀逸な高校生たち」への6件のフィードバック

  1. 桑山先生、お元気をチャージされましたね。
    桑山先生の語りが高校生の皆さんの心に響いたことでしょう。
    いよいよ明日20日は岐阜県羽島郡笠松町で「地球のステージ6」です。
    どうぞよろしくお願いいたします。
    桑山先生のステージを高校時代に観た方や保護者の方などなど・・
    「地球のステージ」を観に来ませんか?
    再び観たい皆さん、どうぞお越し下さいませ。
     

  2. 討論の熱気が写真から伝わってくる!
    いいなぁ!すごいなぁ!
    人を元気にするのは、人の熱気なんだよなー。

  3. 「加納大会議」はいいですね~♪
    一人一人が話が出来ることは大事ですよね。
    こんなに素晴らしい高校もあるんですね。

  4. テレビみました。
    分からないけど、分かりたい
    その言葉が心に響きました。
    やはり言葉は行動が伴ってこそですね
    先生のように口だけではなく命をかけて行動して、人の心を動かせる人になりたいです。

  5. この学校は本当にステージの精神と利用の仕方を理解していますね。
    ステージの伝えたいことが生徒全体に広く深く早く浸透するような気がします。
    張り合いがありますね・・・・

  6. ビデオに録っておいたTV番組をようやく見ました。
    「わからないけど わかりたい」気持ちで接していいんだな
    とちょっとホッとしました。
    「6割の没頭と4割客観視」も難しいですが、とても参考に
    なりました。いろんな場面で必要なことだと思います。
    心がけていきたいと思いました。
    20分ですがとても中身の濃い授業ですね。有難うございます。
    最終回も楽しみにしています。

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