いよいよ本番

音楽ワークショップもいよいよ最終週となりました。

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 今週は5つのグループすべてが「発表」及びビデオ録画です。作品としてそれぞれのご家庭に二個してほしいと思っています。
 昨日は美田園(下増田)のチーム。そして今日は仮設住居「箱塚桜」のチームでした。
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 美田園チームは最年長でも4年生という小学校中学年チームなので、5年生が中心となりやすい他のチームと比べると習熟度がいつも心配でしたが、昨日は見事にガレッキを使っていい演奏をしてくれました。
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 みんなで歌った曲をCDで流し、それに合わせてそれぞれが瓦礫で作った「ガレッキ」を叩いていきます。それぞれの工夫が見えて、それぞれの意志が見えて、とてもよかったと思うと同時に、
「みんな、怖くなかったか~?」
「ぜんぜ~ん」
「みんなが楽器にしたものは津波で壊された瓦礫だよ。」
「大丈夫!」
「そっか、この場所ももう怖くないな~?」
「もちろ~ん!」
 こうして開放されていきます。
 もう瓦礫を見ても大丈夫。何せ楽器に代えて演奏できたわけですから。これですっかり「自分のもの」になっていくのです。でないといつまでも瓦礫や津波にさいなまれた「囚われた心」を引きずることになります。
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 今回の音楽ワークショップは、身近な音楽というものを、瓦礫を使って創り演奏することができました。それも一つの到達点。
 ぜひ5つのチームすべての演奏が終わったら、皆さんにそのBlu-rayを見て頂きたいと思っています。
 請うご期待!
桑山紀彦

いよいよ本番」への5件のフィードバック

  1. すごいですね~
    一歩づつ どうか乗り越えていけますように~
    心から 応援しています。

  2. 音楽を通して心が開放されて再生していくんですね。
    子ども達の映像を親御さん達も心待ちにしているでしょうね。
    桑山さんが子ども達と一緒に楽しく参加している様子もいいですね。

  3. こうして子供たちの苦しみや悲しみが少しずつ薄らぎ、すこし少しずつ自信を取り戻す。すばらしいことです!!
    完成がまちどうしい・・・・

  4. 子ども達の真剣なまなざしと先生の笑顔がステキです。
    明日も元気に仕事に行こう!って思えました。
    勇気をどうもありがとう。

  5. 子どもたちは、もう 瓦礫をみても大丈夫。
    「囚われた心を開放」できたんですね。
    瓦礫じゃなくて、家にあった物として
    ガレッキになって復活。
    すごいことですね、感動してます!

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