今日の朝日新聞、社会面(全国)に!

 なんと、今日の朝日新聞全国紙の社会面に「閖上あみーず」が掲載されました。

 みんないい笑顔で「虹色たわし」をつくっています。
 うちのホームページが紹介されているので、注文が入るといいなあ!
2/12-1

 先ほど(20時)にメールを見たら、なんと50通近い注文が!!!
 以下は昨日の記事です。
2月11日の朝、中部国際空港から仙台空港に戻りました。

 僕たち「地球のステージ」スタッフが「閖上ビュー」と呼んでいる飛行機に向かって右側の席に座ると、見事に閖上が見えます。
 11ヶ月目の閖上の姿を見てあげてください。
 動画はこちらから
桑山紀彦

今日の朝日新聞、社会面(全国)に!」への7件のフィードバック

  1. こんにちは。
    お題の通り、朝日新聞の記事を拝見してお邪魔しました。
    本当にご苦労様です。
    こちらへお邪魔したおかげ様で、閖上ビューも拝見しました。
    ご縁のある方のご自宅があった場所がハッキリと分かりました。
    様々な形で情報を発信して頂けるのはありがたいことだと思っております。
    ありがとうございます。
    閖上の虹は宮城の思い出写真集で拝見したことがあります。とても素敵な虹でした。
    虹色たわしが復興へとつながる虹の架け橋となりますよう、願っております。

  2.         ヨコハマ・ナイト
     なんてこった。こんなこともあるのだ。
     薄汚れたいまにも崩れそうなクタビレたビルの階段を二階まで上がると、重そうなドアの向こうからピアノとドラムの音が響いてきた。
     田舎者のボクには似つかわしくないだろうと思いながらも意を決して中に入る。
     教室ぐらい広さのフロアーの薄暗い中に、四、五十人の人が静かに座っている。しかも熱気に満ちたまま・・・・・・。
     ボクには不似合いなものを感じながらもしながらしばらくドアのそばに佇んでいると、一人の女性が近づいてきた。
     「ご予約のナカオ様でしょうか」
     「はい、昨日電話したナカオです」
     「お待ちしておりました。こちらへどうぞ」
     ボクは女性に案内されテーブルの間を縫いながらステージ前のテーブルまで案内された。
     ここは、横浜桜木町のジャズスポット「ドルフュー」である。
     横浜で暮らす子供たちに久しぶりに会いにきたのだ。会ったとたん尋ねたのは「今日どこへ行こうか」。
     「音楽が聴きたい」
     「じゃあ、ライブハウスへ行こう」。そういって訪れた横浜のジャズスポットである。
     この店は、ステージといってもステージは客席とフロアーで繋がっている。それもアーティストはボクの目の前にいる。そんなライブハウスなのだ。
     今夜の出演は、グレース・マーヤと渡辺裕之。グレース・マーヤはボクは知らないが、渡辺裕之は「ファイト・一発。リポビタンD!」のあの渡辺裕之である(妻は原日出子さん)。
     渡辺はジャズドラムをいまは叩いている。もはや趣味ではない。いつしかジャズプレーヤーに変身していたのだ(いまも俳優は続けているが)。
     そして、いくつかのジャズナンバーが流れる。セントルイト・ブルース、take the a train、save the last dance for me等々なのであるが。
     チーク材の剥き出しの天井と、濃いチョコグレーの床とテーブルに、渡辺のドラムとグレース・マーヤのピアノが深く撫でるように沁み込んいく。ボクの胸の中にも潤いを帯びて沁み込んでくる。
     いつしかヨコハマ・ジャズナイトに酔いしれる。
     
     休憩になった。
     渡辺がプレイヤーを紹介する。客席には知人がいるらしい。
     渡辺裕之は芸能界入り前、ルフトハンザ航空に務めていたという。そのころのカメラマンのドイツ人がいる。グレース・マーヤは現在もドイツの音楽大学で学んでいるという。(彼女はれっきとした日本人ですが)。しかしすでにアルバムを五枚出していて、れっきとしたプロのジャズ・シンガーなのである。渡辺の知人の映画のカメラマンも客席に来ている。
     渡辺はドイツ語で突然話し出した。それに応えるようにグレース・マーヤもドイツ語を話す。
     しばらくして、われに返ったマーヤが
     「ごめんなさい皆さん。こんなにドイツ語しゃべっても、分かりませんよね」
     ボクの右となりにいた女性が、それに応えた。
     「そんなことない。いまぐらいなら、私にもわかりますよ」
     ボクは思わず「ギエー」と叫んで、その女性を見つめた。二十七、八才ぐらいの、白い肌の綺麗な女性だった。
     グレース・マーヤは
     「じゃあ、ドイツ語で一曲歌っても、みなさんいいですか?」
     客席から大きな拍手が沸きあがった。
     そうだ、ここは、ヨコハマなんだ。和歌山ではない。
     インターナショナルなのである。
     ボクだって、そんなヨコハマ・ナイトを楽しむ、そんな日があってもいいかも知れない。
     そう思い込んで、勝手に納得したのだが、そのジャズは、今も頭の中に、残っている。
         和歌山 なかお
               (羽田のホテルにて)

  3. 来週になったら、とのんびり構えていたのですが、
    新聞に掲載され注文が殺到しているとのことで、
    先程慌てて注文メールを送信しました。(^^;
    よろしくお願いします。
    記事の写真、皆さんの表情がいいですね。

  4. 久しぶりにコメントを書きます。
    このブログを読む前に父がこの記事を教えてくれました。
    そして、昨日10年ぶりぐらいにあった大学時代の後輩が、ボランティアで閖上に行ったと教えてくれました。桑山さんのことは知らなかったようで、紹介しておきました。
    職場に無理を言って、2度も現地に活動に行ったとのこと。
    後輩を誇らしく思うとともに、行動力の乏しい自分のことを恥じました。
    とはいえ、すぐには動けない自分。
    ただ、心を寄せ続けることだけは忘れないようにしようと思います。そして、その思いを自分のすぐそばにいる人には伝えていこうと思います。少しでも心を寄せ続ける人が増えるように。

  5. ブラボ~。朝日新聞。アミーズ、たくさん注文欲しいですよね。長いスパンで販売出来ると良いですね。肩凝りしない様に作って届けて下さい。
    ストレッチしながら。

  6. 昨日の新聞で貴グループの「復興にかける虹色のたわし」の活動が書かれておりましたので、ぜひこの虹色のたわしを10組購入いたしたいのですが、どのように注文したら送ってていただけるかお知らせくださいませ。ささやかでございますが、少しでも復興のお手伝いができればと思い宜しくお願いいたします。  横浜 小田切久子

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