熱い高校教師

今日は北海道は札幌の札幌西高等学校の2年目のステージでした。

 呼んでくださったのはもちろん田辺先生。熱い高校教師です。
 思えば10年前、この北海道の地に初めて「地球のステージ」を呼んでくださったのが田辺先生でした。当時は当別高校の先生でしたが、それから7年にわたって毎年呼んでくださった田辺先生です。
 転勤された先のこの西高校も既に定期公演モードです。
 思えば、全国にいる我が友、熱き高校教師。
 札幌清田高等学校の細田先生、札幌西高等学校の田辺先生、青森県立むつ工業高等学校の南澤先生、青森県立八戸南高等学校の川村先生、八戸聖ウルスラ学院高等学校の里村先生と鳥ヶ谷先生。ウルスラ学院英智高等学校(仙台)の佐々木先生、松戸市立松戸高校の榎本先生、岐阜県立大垣北高等学校の高木先生、そして翠先生、大垣日本大学高等学校の鈴木先生、岐阜県立岐阜北高等学校の小田切先生、岐阜県立加納高等学校の中村先生、岐阜県立岐阜工業高校の森先生、高山西高等学校の小林先生、富山国際大学付属高等学校の倉田先生、和歌山県立海南高等学校の中尾先生、奈良女子大附属中等教育学校の落葉先生、島根県立翔陽高等学校の山藤先生・・・。
 みんなみんな、高校を舞台に、
「生徒たちに何が伝えられるか。」
 を真剣に模索している人々です。
 この19人の高校教師がもしかして一堂に会したら、どれほど熱い会になるか・・・。これぞ、日本を変える原動力たる人々だと思うのです。
 今は定例になって100人近い参加者になっている大垣北高等学校の「座談会」に準じて、今日の札幌西高等学校でもステージ終了後、生徒さんと接する機会を田辺先生がつくってくれました。
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 座談会としては、まだ第一回ですから6名の参加ではありましたが、素直で優しい高校生に会うと本当にホッとします。高校生が考え、悩み、期待すること。それをしっかり受け止めて少しでも希望の持てる世界へ誘いたい、それがこの19人の「地球のステージ」とつながってくださっている高校教師の想いだと感じます。
 これからも全国の高等学校でのステージが増えますように!
 さて、2月5日(日)大阪で「ワンワールド・フェスティバル」が開かれます。
 そこで「地球のステージ~震災篇&復興国際協力篇」を公演します。13時から上六に近い「大阪国際交流センター」のホールです。
 そこに、江里ちゃんが来ます。
 江里ちゃんはもちろん大阪初めてです。そして実は「地球のステージ」を見るのも初めてです。震災の映像が強く出てくること。自分の街「閖上」の話がたくさん出てくること。何より自分のお話が出てくること、江里ちゃんにお願いしました。
「一緒にステージをやって、前に進もう!」
 江里ちゃんは迷いながらも、
「うん、わかった。」
 といって来てくれます。その時「江里ねこ」の注文を受け付けます。実物も持っていきますから、見てみてください。そして江里ちゃんを身近に感じてください。
 お待ちしております。
桑山紀彦

熱い高校教師」への9件のフィードバック

  1. 私は子供が中学生の時、地球のステージをPTAの全体活動でおよびしましたが、子供達が高校生の時も、沢山の高校生に見て聞いて貰いたいなぁと思いました。結局実現出来ませんでしたが。高校の先生の支持者が増えてもっともっと全国の高校生に地球のステージをみて貰えるといいなぁと思います。 PTA主催でやるなら本部に入るのが手っ取り早いですよ~。若い皆様。

  2. ステージの真意を理解する人のもっともっと拡がってほしいです。
    我が市ではアプローチするも反応なし。残念です。
    大阪のステージ、江里ちゃんのターニングポイントになるとよいですね。

  3. えりちゃんのネコ、2匹のうちの1匹は、大切にしてくださる方のもとへ里子に行きました。喜ばれていますよ。(^o^)/~~
    ステージのお手伝いするだけでも非日常で緊張しますから、大変なこともあるでしょうが、生のステージをスタッフとしてあじわう独特の感動もまた大きいでしょう。
    体調に気をつけて、大阪でよい出会いをしてくださいね。 応援しています。

  4. 江里ちゃん、お元気ですか?
    我が家に来た「江里ねこ」ちゃんたちも元気です。
    大阪行き、一歩前進の時ですね。
    どうか、不安にならないで下さいね。
    桑山先生をはじめ、みんながついています。
    私も娘たちも応援しています。出会いと旅を楽しんで下さいね。
    また、お便りします。
    そして、閖上あみーずさんの「虹色のたわし」も無事、我が家に届きました。
    元気カラーの配色で、水仕事をする気分が明るくなりそうです。ありがとうございました。
    桑山先生、19人の熱き高校教師の会、いいですね~
    想像するとワクワクします。

  5.     その声はいまも
     
     高良留美子さんという詩人がいます。津波のあの日、最後まで避難を呼びかけた南三陸町役場の職員、遠藤未希さんのことを謳った詩です。「現代詩手帖」六月号に掲載されたものをここに紹介します。
        
       その声はいまも
     
     あの女(ひと)は ひとり
     わたしに立ち向かってきた
     南三陸町役場の 防災マイクから
     その声はいまも響いている
     わたしはあの女(ひと)を町ごと呑みこんでしまったが
     その声を消すことはできない
     ”ただいま津波が襲来しています
      高台へ避難してください
      海岸近くには
      絶対に近づかないでください”
     わたしに意志はない
     時がくれば 大地は動き
     海は襲いかかる
     ひとつの岩盤が沈みこみ
     もうひとつの岩盤を跳ね上げたのだ
     人間はわたしをみくびっていた
     わたしの巨大な力に
     あの女(ひと)は ひとり
     立ち向かってきた
     わたしはあの女(ひと)の声を聞いている
     その声のなかから
     いのちが甦るのを感じている
     わたしはあの女(ひと)の身体を呑みこんでしまったが
     いまもその声は わたしの底に響いている
     遠藤未希さんの話は、埼玉県の小学校の「道徳」の本に“天使の声”というタイトルで載ります。
     しかし、未希さんの母はこのようにいいます。
     「みなさんから“天使の声”とか言ってもらっても嬉しくありません。ただ、未希が、生きていて欲しかった」。
     この母の声もまた、”響いて”くるのである。
        和歌山  なかお
      

  6. わぁ~ 江里ちゃん来られるんですね。行きますね。
    ねこちゃんも欲しかったので 注文出来るのは ありがたいです。(携帯では注文できなかったので)
    気をつけて お越しください。

  7. 地球のステージについてくる高校生は
    真っ直ぐな目をしているのでしょうね。
    数はそれほど多くはないかも知れないけれど、
    真剣な彼らに応えられる教師もいることを心強く思います。
    日本の未来を託す若者を生み、育ててほしいと切に願っています。
    江里ちゃんのステージデビュー、応援しています♪

  8. 寒いです。
    ほんとに寒いです。
    ここが九州だとは思えない。
    明日の天気予報
    全国一斉にマイナス予報でした。
    熱血高校教師の会が
    寒さは解消できなくても、
    この国の未来は明るくしていただけそう。
    お節介なおばさんたちの力も
    よかったら使ってください。
    ワンワールドには行けませんが
    えりちゃんの猫は注文しました。
    あったか~いにゃんこ待ってます。

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