今、ドイツのフランクフルト空港でトランジット中です。
最近は羽田空港を0時過ぎに出発し、夜中飛んで朝の5時にフランクフルトに着き、そこから5時間待って10時20分にイスラエルのテルアビブ空港行きに乗り換えるというスケジュールを使っていますが、このスケジュールで大変なのは朝5時の空港は誰もおらず、非常に寂しいと言うこと。しかも、イスラエル行きは警備が厳重なため、かなり外れのC-13というゲートになっており、そこの雰囲気が非常に暗いと言うこと。
かつてナチスはユダヤ人をたくさん虐殺したという歴史があり、この両国の間には常に微妙な関係性があるように思います。もちろん現在のドイツは過去の愚かな歴史を胸に刻み、ユダヤ人国家、イスラエルに対して非常に気を遣っています。それでもテルアビブ行きはいつも隅に追いやられているような感じが否めず、こちらも気が滅入ります。荷物検査もC-13だけことのほか厳重です。
否が応でも緊張させられるイスラエル入国。だからこそ、ちゃんと関わらないとという気持ちになります。
桑山紀彦