舞鶴実行委員会の公演が終わりました。
今年で8年目。「地球のステージ7」の公演でした。7番は実際には山口県阿武町の公演以来2度目です。
今回は「パラグアイ篇」「パレスチナ~タハニ篇」「東ティモール篇」「ミャンマー篇Ver3.0」、そして「7年目の津波篇」でした。丹野さんと一緒に舞台に立つので、非常に緊張しますが、この7年目の津波篇は御巣鷹山の日航機墜落に触れる初めての篇となりました。32年の時を経て、この千年で最大の津波と世界最大の航空機事故がつながりました。
連続公演をしてくださっている場合は、この7年目の津波篇をお送りしますので請うご期待。
それにしても舞鶴実行委員会の橋本希久子さんのパワーはどこから来るのだろう。
きっと舞鶴が好きで、若い人が育っていくのが好きで、そして見てみぬ振りができなくて…。
こういう人が地域を活性化していきます。舞鶴は芸術活動が盛んだなあと思うけれど、何より苦労を越えてもこうしてイベントを打っていく力が街を変えていくのだと思います。
希久子さんの企画する公演は、常に舞鶴の子どもたちを包み込んで、少しでも未来が開けるようにという願いに満ちています。
市内の2つの高等学校、そして医療専門学校の生徒さんはこの機会にいろんなことを考え、社会における自分の役割を考えていきます。こんな自主企画公演があるでしょうか。まさに巻き込めるだけの若者を巻き込んで、公演は続いていきます。
さて、来年は1番に戻るのか、それとも未曾有の8番に突入するのか…。常に舞鶴と進化を続けていく「地球のステージ」です。
来週の広島県三原公演をどうぞよろしく!
桑山紀彦