今日は長岡京市でのステージでした。
いつも海外渡航の際のチケットをお願いしているアトラス神戸。その経営をされているのが小山ご夫妻です。マイクさん(日本人です)、そして由美子さん。
このお二人のご子息、雄一郎さんが病気で亡くなられたのが8年前でした。
1周期の時に追悼のステージをさせていただき、今回は7回忌の追悼のステージをさせていただきました。
僕たちは津波以来、強く「次の世界」「向こうの世界」を信じるようになり、天に昇った人たちが空から見守っているということを素直に信じるようになっているので、今日も雄一郎さんが両親の気持ちに触れて降りてきて見守ってくれていると信じ、ステージを公演しました。
今日はステージ2番だったのですが、最後の「6年目の津波篇」は、「天に昇った子どもは地上に残っている親を支えることができる」というテーマでもあります。そんな話しの中で豪快なマイクさんが男泣きに泣いている姿をみることは、とても心に迫るものがありました。
大切な人のことを一生懸命思って涙が流れてくる。そんな時間を大切にしたいと思うのです。丹野さんが教えてくれた、
「”そんなに泣いていると子どもが成仏できないよ”という言葉は、言った人にしてみれば励ましのつもりなのだろうけれど、こんな辛い言葉はない」という真実。せめて親が子どものことを思って涙に暮れてもいいじゃないか、と言うメッセージを丹野さんの代わりに届けました。
こうして子どもを亡くしたお父さんお母さんの気持ちにできるだけ沿いながら、今日の「地球のステージ」は進んでいきました。
たくさんの人が大切な人を空へ送りました。でも、向こうから色んな「サイン」が送られてくる。それを時々身に感じながら、やがて来るであろう「再会の日」まで、僕たちはこちらの世界で一生懸命生きていく。
そんなことをみんなで確認し合った公演の1日でした。
桑山紀彦
久しぶりのメール待ちどうしかったです。
今日のメールは胸にずしんと突き刺さりました。