今日は12年目の八戸聖ウルスラ学院中学・高等学校のステージでした。
今年は創立85周年の式典の中で呼んでいただきましたが、理事長先生のご挨拶には本当に感動しました。
カナダはケベックの出身であられる理事長先生はもう日本に来られて54年。実に20代で日本にいらっしゃり半生を過ごされています。その一言一言の重さ、深さは信仰を持って異国に住み続ける心の強さそのものの重厚さでした。
そしてステージの冒頭に、先日都内は信濃町の駅で突然、
「地球のステージの桑山さんですよね」
と話しかけてくれた馬場宙(そら)さんの話をしました。彼女はこの八戸ウルスラの出身で今上智大学に通っています。駅で見かけたとは言え、そのままやり過ごすこともできるのに、あえてそうやって声をかけてくれることが「一歩踏み出す」八戸ウルスラの生徒さんらしいと、感謝を伝えさせてもらいました。
今日は5番の演目でしたが、中高生にあった内容であったと改めて思います。ルワンダ、ブータン、フィリピン2、パレスチナ~映画制作篇、そして津波6年目篇。
最近はこの5番の演目での公演がとても多いですが、それはすなわち長く続けていただけているところが多いという意味だと思います。
里村校長先生とも長いお付き合いですが、どこか富山県の富山国際大附属高等学校の倉田校長先生に似ていらっしゃる雰囲気。両校長先生とも毎年呼んで下さっている「地球のステージ」応援団の校長先生です。
来年は八戸ウルスラ学園に新しい体育館ができる予定です。里村先生が、
「良いスクリーンを吊るようにしましたからね」
と一言。ここもまた富山の倉田校長先生と同じことをおっしゃってくださいました。
13年目に入る八戸ウルスラの来年にまた期待!です。
桑山紀彦