ウイリアムと会いました。
ウイリアム医師は、93年からの2年間、カンボジアで再建していたプノムスロイ郡立病院で、ボランたち若きカンボジア人医師を指導してくれたカナダ人医師です。
ウイリアムと、彼の家で
現在はバンクーバーに住み、自らRose Charities CanadaというNGOをつくり、スリランカの支援を続けています。その分野の一つがなんと、桑山が専門にしている「心理社会的ケア」でした。早速ウイルが、
「ケイ(桑山のこと)、これは運命だ、また一緒に仕事しよう!」
「望むところだ」
こうして、カンボジアの仕事からは15年、最後に会ったときからは10年の月日が流れていても、いつものように「最高の盟友」として抱きあいました。
「地球のステージ2」には「カンボジア篇」があり、その中に若き日の、ボランを指導するウイリアムの動画が出てきます。今回はウイリアムのうちのテレビにその画像を映し出し「ボランへ」を歌いました。日本語でしたが、真剣に聞き入るウイリアム。そして終わると、
「とてもよかった。この偉大な仕事をずっと続けてくれ」
心強い感想でした。
ウイリアムのひいじいさんは英国人建築家としてあのニコライ天主堂(お茶の水)を設計し、日本人女性と結婚して、ウイリアムのおばあちゃんが生まれました。だからウイルには8分の一、日本人の血が入っています。
そんなウイリアム、写真で見るとちょっと老けたけど、でも相変わらず世界を飛び回り、自分でNGOをやりながら活動しています。その姿をみていると、僕たちがやっている仕事も一生もので続けられるんだなあ、と思いました。
もちろん「その気持ちと意思と仲間がいるのならば」ですが。
さて、明日は2回目のステージです。
1回目で好評を博したので、また来てくれる人もいるようです。
早速カルガリーやトロントからの公演の打診が来ています。ありがたいこっちゃ。
でも、やっぱり日本国内でコツコツと、暑かったり寒かったりする学校の体育館でステージをやり続けることが、10年ぶりに再会したウイリアムに誓う、「僕のとるべき路」だと確信したのもまた事実です。
さあ、2回目のステージはバンクーバーの横にある、バーナビーという町で13:30からです!
がんばろ~
桑山紀彦
再び、Dr.ウイリアムのお顔が見られるとは感激です。
「ボランへ」の歌と、テレビ画面に映し出された映像。それを見ながら聞いている様子、想像しただけで感動的です。桑山さんにとっても感慨ひとしおだったことでしょう。地道に続けてきた活動、改めて充実感を得ていることと思います。謙虚に、誠実にやってきたことが今につながているんですね。桑山さんのその気持ち・意思がある限り、仲間も自然と増えてきますし、支えがあります。及ばずながらわたくしも・・・・。気持ちだけでも・・・
いろいろな人が、いろんな生き方、いろんな活動をしています。その人その人のやらなければいけないこと、役割、やれること、みんな少しずつ違っています。違っていて当たり前。落ち込むこともときどきあるけれど、「地球のステージ」に支えれていますね。世界中の人々に支えらているのかもしれません。そう思うとがんばれるのです。
午後1時半からのステージですか。もう、スタンバイしていますね。2回目もまた成功でしょう。ガンバッテ!!ねっ!
桑山さん、あきちゃん、ゆうこちゃんおつかれさま~。
もう、2回目のステージも終わり、撤収も済んで、感想などがじゃんじゃん寄せられているところでしょうか。
ウイリアムや関係者のみなさんと、夕食でもとっているかな。
ぜひ、ステージを見た方たちの、感想などをお寄せくださると、私たちも、一緒に見ていたような気分になります。
カナダと日本の距離なんか、ステージでは関係ないんだな~と、このブログを見ただけでも感じました。
くわやまさん、あきちゃん、ゆうこちゃん。
カナダ公演のご成功おめでとうございます。
若きボラン先生との出逢い、奇跡のようなウイリアム医師との出逢いが、15年の歳月を超えてまた新たに始まる第2章につながっていくこと、これまで以上に強い絆で結ばれていくことに言葉にできない感動でいっぱいになりました。
初めて今回の公演招致のことを知ったときは、「カナダで?地球のステージの公演??英語?フランス語?やっぱり日本語?」とどんな公演になるのか山盛りの??マークでした。
ブログを拝見して、長年の現場の活動、日々の公演活動の延長線上にある今回の事業に、膨大な準備作業までは本当に大変だったのでしょう。でも、行くべきして向かわれたカナダだったのだと新たな奇跡を見た思いです。
今回ウイリアム医師が日本と深いご縁のある方と知って、出逢いの妙、めぐり合わせの素晴らしさをかみしめています。
これからますます、「地球のステージ」の存在が、国内のみならず世界中で私たちを支えてくれていることで安心して自分にできることに取り組んでいけます。
みなさまの元気なご帰国をお祈りしつつお待ちしています。