東ティモールより

久しぶりに東ティモールに渡航しました。
この度「母子保健」プロジェクトをスタートさせることになり、現地駐在の関根さんとの打ち合わせの為です。これまで2000年より継続してバイロピテ診療所を支援してきましたが、地球のステージとして東ティモールに事務所を置くのは初めてのことです。事業内容はもとより、会計、労務などの打ち合わせで行ってきました。
ディリ到着2日目、朝6時出発で活動地に向かいました。辺りはまだ真っ暗です。そんな中3時間かけて活動地「ハトリア」に着きました。今日は保健センターの巡回診療の日で、それに合わせて今回のプロジェクトで研修を受ける助産師さんのお披露目を行いました。2人の助産師さん候補はこれから3ヶ月のトレーニングに入ります。3ヶ月後、しっかりした助産師さんに成長して村に返って欲しいと願うばかりです。
とにかく、険しい山間の村々では医療を受けるのがとても困難です。バイロピテ診療所でも巡回診療を行っていますが、すべてをカバーするのは正直無理です。出産間近の妊婦さんの体調が急変しても到底病院のあるところまで出向くのは不可能な地域がたくさんありあます。今回のプロジェクトで少しでもそんな人々の力になれたらいいなあ、と願いながら活動地をあとにしました。
今後、現地駐在員の関根によるブログを開設予定です。準備ができましたら、またお知らせします。随時リアルタイムな情報をお届けしたいと思いますのでご期待ください。
お盆は東ティモールで過ごしました。帰国したらちょっと遅くなりましたが、お墓参りしたいと思っているところです。

東ティモールより」への1件のフィードバック

  1. akiちゃん、お疲れ様でした。
    大阪のステージから山形に戻った翌日には、東ティモール行きですからね~。頭が下がります。
    大阪の懇親会の席でも説明した、マラリアは大丈夫だったでしょうか?潜伏期間があるので、帰国してからも様子見ですね。
    妊娠、出産は、病気ではないけど、予期せぬ事態も発生する、体力もいる大仕事です。私の祖母は、「がんばこ(棺)に、片足突っ込んだようなものだ」と言っていました。
    それほど、怖いものだと言いたかったのでしょう。
    東ティモールの女性は、体も小ぶりで、栄養状態も決して良いとは言えず、女性の地位も低いと聞いています。
    助産師のみなさんが、正しい知識を身につけ、妊娠、出産、育児に力を発揮してくれるといいですね。

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