7月14日月曜日、「地球のステージ」はついに新宿のJICA本部、大会議室でステージを公演しました。
仕掛け人は前JICAパレスチナ事務所長、成瀬猛さん。そしてJICA欧州・中東部の若手職員のみなさん。
月曜日の19時というのに、100人を超える勢いでJICAの職員の皆さんが集まってくださいました。しかし、皆さんが国際協力のプロです。「そんなことわかっているよ」と白けたらどうしよう、と正直思って臨みました。
今回は成瀬さんと話し合い、特別に「パレスチナ特別版」を構成しました。
2番から「パレスチナ篇・前編&後編」4番から「パレスチナ篇3」、そして最新作5番から「アラブ紛争篇」のパレスチナに特化した特別版をつくってみたのです。
鳴り止まない拍手、見かける涙。
一人一人が国際協力のプロなのに、ひとりの人間として感じ入ってくださいました。
JICAの壮齢の職員の方が、今回の主催の欧州・中東部のスタッフにこう言ってくださったそうです。
「自分たちのやっている仕事の意味、大切さを確認する機会となった」
これぞ「プロの言葉」と思いました。
そんなJICAと国際協力銀行(JBIC)はこの10月に統合し、新JICAとなります。そんなJBICの中堅スタッフの方が、打ち上げの席で、
「これほど感動したことはない。言葉が見つからない。これまでずっと国際協力に大きく関わってきたつもりだったが、初心を思いだし、正直に、”感動した”と言えた」
とおっしゃいました。
正直な人で、
「正直言うとさ、知ったような医者が出てきて、へたくそなギターでもかき鳴らされたらどうしようと思っていたんだよね」
と言っています。
でもそんな気持ちも含めて、みんなが素直になれた一時だったと思います。
サッカーの元日本代表北澤さんも駆けつけ、とてもいい雰囲気での中で2時間が終わっていきました。
ステージ後のトークショウの様子。
それにしてもJICA中部の友成さん、彼は「地球のステージJICA版」として今年の「JICA版2,アフリカ版」の仕掛け人です。
つわもの成瀬さん。
JICAには、本当に熱い人がちゃんといて、「まずやってみよう」という思考で動いています。
これからもJICAといい関係をつくりながら、いろんなイベントで共に発信していきたいと思います。
とりあえずは、10月4日(土)、日比谷公園における「グローバルフェスタ」で初演する「地球のステージJICA版2:アフリカ版」に是非皆さんおいで下さい!
桑山紀彦
月曜日はステージお休みの日って思っていたら、な~んと特別なステージをされていたんですね。
「パレスチナ特別版」が開催できるくらい中東への関わりが長く深くなってきているということですね。ほんとうにしっかりとした思いがないとできなかったことです。
「地球のステージ」を見たことのない人は、どこで「感動」を経験するのだろう、というくらいすごいステージです。改めて思い返しました。私も見る前は「暗~い感じの医者がへたな歌を聞かせるのだろう・・・」なんて後ろ向きの気持ちで会場へでかけたものでした。今でも忘れません。あのときの衝撃、涙、魂が揺さぶられたような感動、まったく初めての体験でしたね~
そのようなステージだから、国際協力のプロもうならせたんですね。
10月4日、ほかの予定を入れないように調整しましょうか。ルワンダが登場するんですね。ぜひ14年経った現在のルワンダを知りたいです。何も予定が入りませんように・・・・(祈り)
14日、ステージは入っていないと思ったら、な~んと、凄いところでやっていたんですね。
桑山さんのとなりは、北澤選手なのですね。サプライズです。
2月の誕生石さんの言うように、私も始めは、「面白くなさそうだけど、ま、見てみるかぁ」程度でしたが、要所要所にメッセージが込められていて、見終わった頃は、「な、何なんだ。地球のステージって・・・」頭をガツ~ンとやられた感じでした。
国際協力のプロのJICAスタッフも感動するのでは、私のあの時の感動も、仕方ないよなぁ~と思っています。
あの頃よりも、歌もギターもバイオリンも良くなっていますよね。でも、歌手ではないので、「語り」の中に込めたメッセージ重視で御願いしますよ~。
とても素晴らしいステージでした。心揺さぶられ
涙が出てきました。話・音楽を聞くことができ
幸せに思います。
10月4日の運営スタッフとしてボランティアを考えています。また会場でお会いできることを楽しみにしています。
どうもありがとうございます。
もっとたくさんの方に知ってもらいたいです!