おかげさまで先ほど成田に着きました。
サッカーに明け暮れ、人々のぶつかり合いと自然の厳しさに出逢った日々でした。
それにしても忘れられないことがあります。
ガザ地区での最後の活動が終わった日、夏休み中で暇なダルウイーッシュの息子二人、ジハードとムンザは、そのお父さんの大親友のマジディのクルマについて来ました。
今回ガザ市とラファ市の往復の交通は、タクシー運転手をしているマジディにダルウイーッシュが依頼してくれたのです。きちんと1日いくらでお金をお支払いしました。
全く仕事がなくなっているガザにとって、3日間タクシーを借り切るということは、マジディにとっても大きなメリットです。
で最後の日、ガザ市に送ってくれることになって、ジハードとムンザとマジディの3人が一緒にガザに走りました。
マジディと奥さん(英語教師)
サッカー大会が遅くなり、ガザ市に着いた時にはもう夜の9時です。
このまま、また50キロ離れたラファに戻る途中、お腹も空くし、何せ中学生2人を連れているわけですから、別れ際、マジディに、
「これで帰り何か3人で食べていって」
と100シェケルを渡そうとしました。
すると、マジディは受け取りませんでした。
「ケイ、おまえはこの危険で苦しいガザにやってきた唯一の日本人だ。そしてオレのクルマを雇い、みんなにパーティをおごり、サッカーをやってみんなを喜ばせた。そんなおまえからもうお金など受けとることはできない」
僕のことを正面から見つめていました。
はっきりと言葉につまり泣きそうになりました。
「ごめん、いや、ごめんじゃないな・・・。わかったマジディ。また来るからね」
「待っているぞ」
こんなふうに誇らしく生きていきたい。
おそらくその100シェケル、マジディにとってはのどから手が出るほど必要だったかも知れません。でも彼はいいました。
「友だちなんだから、気を遣うな」
そんなマジディのプライドを傷つけたのではないか、とずっと気になってしょうがないのです。
過酷な経済封鎖と砲撃のガザ地区に住む彼らに、いつもいつも「申しわけない」とか「ごめん」という気持ちを持ってしまう自分がいました。でも実際に彼らに会うと、そんな言葉がいらないほど、誇り高く、明るく生きているんです。
だから、「ごめん」という感情持ってしまった後に、もう一回考え直して、
「ごめんじゃなくて、ありがとうだよな」
と心の底から思うんです。
私たち「地球のステージ」は現状において唯一ガザ地区を統括するイスラエル軍に登録を持つNGOです。
そして、ダルウイーッシュ、マジディといった、素晴らしい友人をそこに持つ団体です。
長い年月をかけて、ずっとこのガザ地区、ラファの人々と関わり続けるぞ!と強い意志を持つことができました。
4年半駐在した寺畑由美を中心とした活動の時代が終わり、彼女は今現地のUNで働いています。素晴らしいことです。
だからこそ、今「1」から、このガザ地区、ラファの街での心のケア事業が始まりました。
どうぞ、末長く応援してください。
アラビア語で「1」は「ワーッハル」
まさにこの「ワーッハル」が始まりました。
「地球のステージ2」の「パレスチナ篇:前編」の後編と映像を至急変えて、7月8日(火)の山形市、蔵王一中のステージから新しくなった「パレスチナ篇:前編」をご覧ください。
お帰りなさ~い!
あっという間の9日間でしたね。
最初は心配もしましたが、さすが 桑山さん!
予定した活動が順調にすすんだようですね。
日本から遠く離れたパレスチナやヨルダンから現地の様子をお知らせいただき、ありがとうございます。まるで私たちも現地にいるような錯覚を覚えます。いっしょに応援しているようです。すばらしいお友だちも、みんな私たちの友だちです。パレスチナに関わってもう丸5年が過ぎ、6年目ですね。しっかりした信念があっての活動だということが物語っています。由美ちゃんもよくがんばりましたね。明ちゃんや桑山さんのがんばりにも拍手です!
新しい「パレスチナ偏」楽しみにします。
桑山さん、akiちゃん、お疲れ様でした。
「パレスチナのガザ地区」と、ステージを応援する人たちは良く聞く言葉ですが、ニュースに出てくる凄いところなんですよね。そんなところでサッカー大会を企画してくるなんて、ホント凄いことですよね!
さて、帰国早々、ステージがたくさん入っています。
さ~て、どれに参加しようかなぁ。
初めまして、こんにちは。昨日京都でのステージを拝見させていただいた者です。
本当に素晴らしく、感動とか・・・何とも言えないものが込み上げてきました。私も中東やアジアを放浪して、少しですが、世界を見ました。たくさんの子どもたちにたくさんの元気と笑顔をもらいました。少しでも何か返したい、じゃぁ何が出来る?
はっきりとした方向性はまだ見出せてないですが、とにかく小さなことでも私も国際協力に携わりたい!と改めて心に思いました。そしてその日の為に今すべきことをしよう!と気持ち新たになりました。
また来月の大阪でのステージも行かせていただきたいです。
ハードなスケジュールとお聞きしました。お体には十分気をつけて、これからも素晴らしいステージをお願いします。
昨日は京都、そして今日は、いわき市の平5小でのステージでした。私は、平5小のステージに参加しました。
な~んと、今日、おニューのプロジェクターだったんです。
今度のプロジェクターは、7000ルーメン近い、凄い機械でした。体育館の暗幕の、片側を開けても鮮やかな色。
今日は、とっても暑かったので、もう少し開けても見えたかな・・・?と思いました。洪水で溢れたガンジス川の境も、ハウラー橋の下の人も、くっきりと見えました。
しばらくは、取説を片手にセットしなければならないでしょうが、須藤さんの車の時は、新しいプロジェクターですね。違いをご覧下さい。
暑いといえば、今日のPTAのスタッフの皆さんは熱かった!!レンタルのニッケンから、たくさんの扇風機を借りてきたり、角氷を置いて、涼を取ってくださったりと、心配りも良かったです。
また、あの、熱い方たちとお会いしたいです。
コメント内容
こんばんは。平五小のスドさんです。
きょうは、(・・・おっとぉ 昨日になってしまいました。)
とても暑い中、また日曜日という貴重なお時間に、これまた貴重なステージを桑山さんはじめ石橋さん、須藤さん、なかちゃんパパ、そしてキャサリン!
本当にありがとうございました!!
今回から新しいプロジェクターということで、何箇所か暗幕を開けることができ、風が入る恵まれた環境の中でステージを拝見することができました。
何日も前からヤフーの天気予報を確認し、日に日に上がっていく予想最高気温に汗しながらも、6日のステージを心待ちにしていました。
スタッフの方々は、思っていた通り気さくで、とてもよく動いておられました。私は・・・邪魔してなかったかな?
前回は他校のお客様としてステージを拝見し、ものすごく感動して家路に着いた記憶がありますが、今回は、ステージのバックグランドを知ることができ、これまたものすごく感激しました。
何ていうか、・・・エネルギーの連鎖!?なるものを体験させていただいた気がします。
桑山さん、スタッフのみなさん。これから厚い日が続いて、大変な季節ではありますが、お体に留意され、人々の心に良い種を蒔き続けて下さい。
本日は本当にありがとうございました。
おはようございます。
夕べ、夜中の2時頃にコメントしたものが、今朝になってしまいました。
しかも、「熱い」が「厚い」になってるし・・・。目あけて、寝てました??失礼いたしました。
ところで、桑山さんについて感じたことをひとつ。
それは、おおきな手!おおきなハート!!
ステージが終了し、後片付けの最中、桑山さんがもう帰られると聞いた私は、サインをいただこうと体育館後ろの販売場所からバタバタと走ってステージ上の桑山さんのもとへ。
よほどすごい形相をしていたのか、かけられた言葉は、
「大丈夫ですよ。」
その一言で空気が変わりました。
「ああ、なんてゆったりとした、ホッとさせる空気。」
昨日は京都、山形に戻り福島いわき、しかも3日前はパレスチナ!!!多忙を極める過密スケジュールの真っ只中におられて・・・このよゆ~~~!!!
桑山さんの周りは、ひとを安心させる妖精の粉がふりまかれてるような不思議なやさしさで満ちていました。
それから握手。
「うわぁ、なんておっきな手・・・」
桑山さんの手が、実際どれくらいの大きさだったかはポォとしてる状態の私です。残念ながら覚えていません。
でも、そこから溢れ出るパワーのおっきさは、生涯忘れることはないでしょう!!
せっかくパワーをいただいたんです。このパワー、生かさずにおくのはもったいない!これからも、どんどんどんどん何事にも積極的にチャレンジしていきますっ!!
平5小のスドさんからのコメント、とっても楽しく読ませていただきました。(漢字の間違いではないですよ!)PTA会長のS賀さんをはじめ、実行委員のみなさんの仲のよさというか、ぬくもりが感じられる、素敵なステージでした。パワーをたくさん頂いて、暖かな気持ちで帰れました。
以前、スドさんの見た他校のステージって、3月11日の四倉小でしょうか?
夜のステージでしたね。覚えていますよ。実はあの時は、埼玉から、私たちと同じ仲間の桂子ちゃんと言う方も来ていたのです。常磐線四倉駅まで迎えに行きました。
スドさんは今回、スタッフの接待係りということで、素敵なワンピで、ばっちし決めてきてくださいました。
音響の須藤さんと、な・ぜ・か・近いものを感じ、盛り上がっていましたね!(須藤さんは、日付の変わる頃、今日の会場のむつ市に着きました)
スドさんも、いよいよステージの仲間の入り口まで来ていますね!桑山さんが、おっきな手で待っていますが、中では、全国の素敵で愉快なみなさんが、たくさんいらっしゃいます。(クワ型ウイルスの感染者?)特効薬は「ステージを見ること」のようです。
また、どこかの会場でお会いしましょう!!
京都 城陽での地球のステージ 国際協力版の公演では、お世話になりました。
本当にありがとうございました。
事前申し込み不要だったので、当日まで何人の方が来て下さるのか不安でいっぱいでした。
その不安をよそに、会場がいっぱいになってもちろん嬉しかったのですが、それよりも多くの方々にさまざまな形で感動が届いたことが心から嬉しいです。
京都の会場に来て下さった方のコメントがあったので、ますます感動しました。
今回の京都公演の中でもおっしゃっていた「ごめんじゃなくてありがとう」という言葉、心に沁みました。
非常にタフなスケジュールですが、お体にお気をつけて頑張ってください!
わぁ。キャサリンさん!
私に3回目のコメントのチャンスをありがとうございます!
今度は「暑い」・・・ダイジョブ・・・確認!ようし!!
これでも私は五小の広報部?!6日のステージの記事を最後に、1学期のPTA広報誌「いいの」を発行すべく、今日、印刷屋さんに原稿を持って行きます。
あはは。「クワ型ウイルス」ですか。
もしかしてその初期症状って、瞳孔が大きくなってギラギラいや、失礼。キラキラ輝いて、なんとなくそわそわと落ち着きがなくなり、どんなに隠そうと思っても顔の左半分に症状が現れてしまうという・・・あれ、ですか?!
でしたら、完璧にやられちゃってます(笑)
そうそう、それに感染するとやけにパワーが溢れてきませんか。
私は、ステージ当日の会場設営にステキ?なワンピで参加させてもらいましたが、会長が調達してきた1つ30キロ以上もある角氷を、ドリフのコントで使うようなおっきなタライを両腕にかかえ軽トラまで取りに行きました。
「ふわぃとぉお!! いっぱぁつ!!!」
掛け声をかけてかまえたものの、さすがに止められましたが・・。
そっかぁ。
特効薬は「ステージを見る」ことですね。
わかりましたっ!!
近くでステージのある時は出かけて行きます!
キャサリンさん、いろいろとさんちゅうデス。
京都の地球のステージを拝見させていただきました者です。恥ずかしながら、私は桑山先生のご活動をまったく知らなかったです。今回初めてでした。
私は、世界の人たちが公平に生きるために何か出来ないかと思いながら日々自分の生活で精一杯でした。
そんな中、今回のステージを拝見し、とても感動しました。先生や管野さんの人間性に、心がふわーっとつつまれるような、そして一生懸命な姿にすばらしい!と感動してしまいまた。
私は、英語もはなせないし、何にもないので協力隊は、無理なのかなって思ってましたが気持ちが大切という言葉で勇気がでました。今回を機会にいろんなことに興味を持って自分に出来ることを探したいです。
感動をありがとうございました。
はじめまして。今日、水戸市で地球のステージを見させていただいた者です。
桑山さんの歌や語り、お話の全てが大きく、しかし世界のことを身近に感じられ、とても感動したひと時となりました。
この地球で、同じ人間が悲しんだり、苦しんだりしているのを知ることが希薄になって来ている世の中で、地球のステージの皆さんは本当に救いの存在のように感じます。
私もボランティアというのは避けてここまで来てしまいました。
でも今日のステージを見て、将来、桑山さん達のような活動がしたいと強く思いました。本当にありがとうございました。
私もこれから自分の立場や、今いる場所で
あの国々の人々に一体何が出来るのか、考えて学んでいきたいと思います。
これからも、講演、世界での活躍、頑張って下さい。応援しています。
さっそく水戸のステージのコメント、嬉しいです。大成女子高の100周年記念講演に、これからステージを3年間開催してくださるようですね。
なでしこ後援会の塙会長と、父母の会のみなさんの努力の賜物です。
水戸は、中学で何度かステージを呼んで下さっているので、見たことのある生徒さんも、いたことでしょう。
MIKIKOさんは、ご父兄ですか?それとも生徒さんですか?ステージは、1~5番まであります。それぞれ、テーマが違うので、新しい発見もあります。近くで開催される時、ぜひご覧下さいね。
始まる前とアメージンググレイスの時、ザワザワとして、落ち着きがなかったようですが、桑山さんから注意されたとはいえ、フィリピンの辺りからは、し~んと、静まり返りました。
桑山さんも、実は、注意した事を気にしていたんですよ。
でも、じっと聞いている姿と、笑うところは笑って、とても素直な子たちだと、隣にいた塙会長と話しました。
きっと次回は、ステージ2ですね。またみなさんにお会いしたいです。
7月5日の京都での「地球のステージ国際協力版」では、桑山さんは体調の悪い中、最後まで熱唱されていたことがとても印象的でした。
桑山さんの熱い思いや、その流した涙はきっと多くの方々に伝わったと思います。
当日、私も間近で拝見させて頂き、桑山さんの言葉にならないほどのこみ上げてくる思いが、ひしひしと伝わってきました。あの場にいられたことにとても感謝しています。
ステージ後のパネルディスカッションでは、司会も務められ本当にお疲れ様でした。
私もパネラーとして来場された方々に、国際協力の現場での感動や思いなどの生の声をお伝えすべきだったのですが、言葉足らずに終わってしまったようです。
あれでは、桑山さんの折角のステージに水を差してしまったのでは...ずっと悩んでいました。
でも、今日のわっこさんの言葉に救われました。
一人でも自分にできることを探し、勇気を持って、今よりも前に進んで頂ける方がいてくれれば、とてもうれしいです。私もあの場でちょっとは話をさせて頂いた甲斐があったのかなと思います。
そして、今回お呼び頂いた主催者の方々とご来場頂いた方々にも改めて感謝しております。
本当にありがとうございました。
キャサリンさん、はじめまして。
私は大成女子高校の生徒で、今年三年生です。
大成の100周年を祝して、又、卒業の年にこのようなステージを見させていただいて本当に良かったです。
同窓会、後援会の皆様にも本当に感謝です。
クラスでは、中学の時に見たと講演の前に色々ステージのことを話してくれた子もいました。
来年からは大成の卒業生、なでしこ同窓会の一人として続けてステージを開催する応援をし、続編を見たいと思っています。
ステージの始まりから生徒のほとんどが騒がしく、私も生徒の一人として本当に恥ずかしく思いました。ステージの開催にご尽力してくださった皆さんには申し訳ない態度でした。
桑山さんが気持ちを込めて歌われていたのに、嫌な気持ちにさせてしまいすみませんでした。
きっと、桑山さんが注意して下さらなかったらずっとあのままだったと思います。
でも、ステージが進むうちにみんな静かになって、真剣に聞く姿勢が空気から感じられ、安心しました。
それもこれも、地球のステージの素晴らしさがあったからだと思います。
これから、誇りある大成女子の生徒としての自覚を持ち、桑山さんのお話から学んだことを活かし、気持ちを正していきたいと思います。
是非、これからも水戸の街でステージを開催して頂きたいです。
来年からの続編も楽しみにしています。
これからもよろしくお願いいたします。
しろきむらびとさんが、京都のステージにいらっしゃるのは、聞いていました。パネラーでお話されたのですか?私も聞きたかったですが、さすがに京都までは行けず・・・。
初めてお会いしたのは、昨年の9月、消防会館でした。
私は、何度もステージで見ていたので、階段を上がってくる姿を見て、一発でわかりました。たしか、シャツも同じだったような?
是非、しろきむらびとさんの、現場で体験されたお話など、聞いてみたいです。
大成女子のMIKIKOさん、しっかりとした感想や考えを持っていて、「うんうん」とうなずいてしまいました。
ステージの感想だけでなく、開催のために力を尽くしてくれた人のことを思いやれるって、なかなか出来ない事なんですよ。表に出ないけど、ステージの事務局と何度も連絡取り合ったり、会場を押さえたり、チラシ作ったり、お客さんを案内したり・・・。見えないことが、たくさんあるんです。
でも、「ステージを見せたい!」と言う強い思いがあると、実行できてしまうんですよ~。
そして何より、MIKIKOさんのような感想を聞くと、それまでの苦労なんて吹き飛ぶし、「よ~し、次もやるぞ!」って思いになるんです。
なでしこ同窓会の塙会長も、父母会のみなさんも、先生方もきっとそう思っていらっしゃることでしょう。