先ほどラファ市のアーベッドと話しました。
停戦直後から再び空爆と国境線の銃撃が始まっている。
以前ほどではないにしても無人偵察機が再び飛び始め、常に空から監視されている状況だ。
昨日だけで10人の民間人が殺された。ラファ市ではなく、ガザ全域である。
電気はようやく6時間来るくらいに戻ってきている。水の供給も以前の30%くらいではあるけれど、可能になってきた。
場所によってはインターネットが復旧してきているので、少しずつメールが可能になってきている。
良くはなってきていますが、まだまだ戦闘は継続しています。
今日ダルウィーッシュが国境線のサナブリ校を見に行こうとしましたが、危なくて断念。明日、もう一回行くことにしていますが、被害のほどがだんだんわかってきています。
ようやく少しずつみんなが動けるようになってきていますが、一方で送金ができないと言う問題に直面しています。
幸い事務所にはいくらかのお金がありましたので、それで救援物資を購入し、自分たちの休養に払われるべき分を前もって使う形にしていますが、長くは持ちません。
どうしたらガザ内にお金を持ち込めるか、いろいろと模索中です。
桑山紀彦
いとも簡単に破壊しあう紛争が長期化するのが心配です。
そして日本人の何人が関心を以てこの事態を見守っているのかが気になります。
このブログ、毎日読んでます。
送金が難しいのは、紛争地、どこも悩ましい課題ですね。
きっと道はあるはず。
少なくとも、今の日本でガザのことに関心を持って動いている人同士が、情報や気持ちをつないでいけば、
道はどこかにひらけてゆくのだと思います。
こちらはお金集めをがんばります。
送る道が早く開けてゆくよう、お祈りしています。