ダンの家でパーティ

今日はダンの家でパーティです。
 毎年年末には必ずパーティを持ちます。それは「地球のステージ」がバイロピテのスタッフやみんなをねぎらうという意味を込めて行うものです。今年も、企画させてもらいました。
パーティ
奈良で買ったおそろいTシャツを着て、ダンの家でパーティ。企画力が重要です。
 しかし例年と違うのは、「地球のステージ」がやっている山の中の活動地の全スタッフが今日はディリに降りてきて、すべて参加してくれたことでしょう。こんなことはいままでにはありませんでした。すべてアイダの計らいです。彼女は、この機会を利用してみんなをまとめ上げようと努力しているのです。
 遠く、普通3,4時間かかるあのファトボルからも二人降りてきてくれました。
 そして総勢15人(ディリスタッフ4人+山岳スタッフ11人)が集まったこのパーティはとても大切なものになりました。
 代表の桑山の挨拶のあと、みんな一人一人が自己紹介をしたのです。たくさんの人々が見守る前で・・・。みんな緊張した面持ちなですが、しっかりと名前や自分がどんな仕事に取り組んでいるかを語ってくれました。
 誇らしい人々。
スタッフ
 我がローカルスタッフ全員の写真。こんなふうに集まることは滅多にないものなので、とても貴重だと思っています。しかもこれは、現地に既にある団体や活動を資金的に応援して「こんな活動しています」と言い換えているものではなく、一から十まで「地球のステージ」のオリジナルの活動なので、単なる資金的支援ではありません。だから自分たちも気概を持って支えていられます。
 このスタッフみんなの村におけるその地道な保健活動を支えているのは「地球のステージ」です。みんなの給料やかかる費用はすべて「地球のステージ」の自己資金です。それを支えているのは、日々のステージの収入や、物叛からのお金です。そのつながりが嬉しいですね。
 毎日毎日歌っているあのステージの一部が、こうして遠い国の山の中で人の健康を守ろうと働く人たちの活動資金になっているのです。
 ますます「がんばってステージやっていこう」という気持ちになります。
 そんな人のつながりの中でこれからも僕たちは活動を続けていくのだと、改めて確信したところです。
 来年も、「地球のステージ」を応援してください。
桑山紀彦

ダンの家でパーティ」への1件のフィードバック

  1. 桑山先生 スタッフの皆さん、お疲れ様です。
    素晴らしいパーティですね。お互いの思いやりややさしさを、教えていただきました。
    1年前の私は自分を見失い、その日が何日の何曜日かも考えられない状態でいた記憶しかありません。
    今おかげさまで、今日1日少しでもできることを精一杯やれることが、嬉しく思えるようになりました。
    東ティモールのたくさんの患者さんを診察され、患者さん達も安心と元気になる力を取り戻した方が多いことを祈ります。
    日本はいつもの寒さで、新年を迎えようとしています。
    桑山さん、スタッフの皆さん、スタディツアーの皆さんお元気にお戻り下さいね。

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