ワクチン接種と財源

連続で今日も海老名市の住民接種にいってきました。

アマゾンで3000円で買ったキャスター付き丸いすを持参していますが、海老名は三島方式といって、こちらが座っている皆さんの元を「訪問する」形で最終問診を行っています。その際目線の高さに降りて会話するには、この椅子って絶対必要だと思って自前で買いました。ものすごく会話しやすくかつ情報が得やすいです。

さて今日も基本的に65歳以上の高齢者の皆さんでしたが、約60%が2度目の接種。ほぼ全ての方に1回目の副反応について聞きましたが、圧倒的に多いのは接種部位の痛みのみで、ほとんどの人に発熱、倦怠感などの全身症状は認められないという結果でした。皆さんおおむねこのワクチンの性能に満足していらっしゃり、2回目の今日が終わって2週間ほどしたら何がしたいですか?という質問に、男性諸氏は、

「やっぱり飲みに行きたいね~。」

と正直なお答え。女性の皆さんは、

「旅をしたいね~」「美味しいもの食べにいきたいね~」

とこれまた率直なお答え。皆さんこれまで多くの我慢をしてきたことがよくわかります。笑顔と笑いの中にこのワクチンを受け止めていらっしゃる印象がとても強かったです。

さて、この住民接種においてはワクチンは無償で提供されているのはご存じかと思いますが、更にそれに加えて一人¥2,050の補助金が国から支出されます。日曜日はもう少し高い補助金が一人頭いくらで支給されます。今日は600人ほどの接種でしたが、単純計算では120万円ほどの補助金がつぎ込まれています。それは原資で考えると私たちの税金です。すごい国だと思いました。

ワクチンだって非常に高価でしょうけれど、それを無償で提供し、接種の手数料まで支給されています。それをやってしまう日本という国もすごいけれど、それを税金で支えている一人一人の日本人こそすごいと思うのです。僕が留学していたノルウェーは、仕事の成功自慢を「年収」ではなく「納税額」で行っていました。

「オレは昨年○○万円納税したんだ、すごいだろ~!」

って感じ。日本に普通に生まれ育つとなかなかそういう感覚には縁遠いように思いますが、このワクチン接種事業はその裏側でものすごいお金が動いているのも事実です。それを税金で支えていることを身に感じながらの1日でした。

ワクチン接種は急務ですが、国の税金による財政がどこまで持ちこたえられるのかも、実は気になるところでもあります。

桑山紀彦

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