フェーダー無し?

フェーダー無し、と聞いてみなさんどういうことかわかりますか?
実は今日のステージ、ちょっと機材の故障や受け渡しの手違いで、映像用のフェーダー(映像を出したり消したりする機材)がない状況での公演でした。過去にも1度だけ無しでやったことがあります。その時は山梨公演で、音響(AUX)の中西さんがプロジェクターの感光部分を手動でフェードアウトするという方法をとってなんとか逃げ切りました。
その機械がないということは、何も考えずに操作すると、桑山さんがコンピュータからDVDに切り替えた途端、DVDのトップメニューが移ってしまうということです。なのでそれを避ける為工夫してスタンバイします。そしてDVDをいつものように出すまではいいのですが、最後が困ります。普通に停止ボタンを押したら真っ青なでっかく「DVD」と書かれた画面が写ってしまいます。せっかく情緒に浸っていたのに急に真っ青な画面が目の前に現れたら・・・そう思うとなんとか影響のないように終わらせなければいけません。
いろいろ考えた結果、ジョイントさせた映像ケーブルを情緒的に抜く、という方法にたどりつきました。情緒的とは言ってもぶちっといくのはどうしようもありません。ようするにタイミングです。いちかばちかの状況で、なんとか最後までたどり着くことができました。見ていた人は何も気づいていない様子。「今日のステージも良かった」と言っていただくことができ、心からほっとしました。
何百回と映像を担当していますが、こんなことは初めて。
フェーダーがなくてもやれるんじゃない!なんて声が聞こえてきそうですが、今日は苦肉の策だったので、やっぱり万全の体制でステージに臨まなきゃ!ですね。
ちょっとしたハプニングのお話でした。こうやってご報告できる範囲のお話でよかった、よかった。

フェーダー無し?」への8件のフィードバック

  1. さすが~~!!akiちゃん。
    おそらく、ステージを何度も見ている方も、気づかなかったのでは?神業です。
    デジタルなステージも、状況によってはアナログに切り替わるんですね。いいなぁ~、「情緒的に、コードを抜く」
    その、ゴッドハンドによるステージ、見たかったです!!

  2. なるほど。凄いですね。
    ほんとうにお疲れさまでした。そしてあらゆる状況でも柔軟かつ最善の方法で対応する・・・勉強になります。
    手法、メモっておかないと!!

  3. なんのことかイマイチ分ってないけど、大変だったことだけは分った!
    ご苦労様でした~^^
    3日の淑徳大学、行きまーす♪

  4. 情緒的に・・・何度もやって来てないと難しそうですが、タイミングは大事ですね。
    私は次は駒ヶ根に、何人か仲間を連れて見にいく予定です。
    フェーダー、それって大概はどこの場所にも備えられてあるものなんですか?

  5. 今回はちょっとマニアックな内容を載せてしまいました。スイマセン。ブログに書いたフェーダーは、地球のステージとしていつも一式持ち込んでいる機材のひとつで、映像担当にとってはとっても大切な機材なんです。その機材を使って、画面に映像を映し出したり消したりするとってもとっても大切な機材です。それを使わないと、歌が始まる前に画面にでっかく「地球のステージ」とDVDのトップ画面がいつも映し出されてしまうんです。
    いつも秒単位で曲と映像を合わせて画面に映し出すようにするのが映像担当の役割なのですが、その機材がないといちかばちかになってしまうので苦労するんですよね
    と言葉で説明してもわかりにくいですよね。今度会場でどんな機材を使って操作しているのかぜひ見てみてくださいね。それが一番かも!

  6. 「フェーダー持ってきてくれました?」
    「あ~、忘れた・・・ なしでやろう」
    「は~?・・・」
        
       Qu. この会話は誰と誰でしょうか?
    ご想像ください。
    akiちゃん、一瞬呆然だったような。
    そして考えたわけですよ、さすが!ベテラン。
    と言っても、わかりますよ。いつもと違うことは。
    スライドは同じに出ますが、ビデオになるときは「ドン」と映像が出て、「ブチッ」と消えるわけですから。
    ケーブルの接続がまるで「爆弾点火」のようでした。
    タイミングを見計らって緊張しているakiちゃんのそばで、はらはらして見ていた私でした。
    良かったね、無事最後までたどり着いて。お疲れ様。
    会場の人々はとてもあたたかく、なごやかな雰囲気でした。主催者の方々もすてきな人たちで、ステージの開催を熱望していただけに、(ハプニングはわからなかったようですが)万全の体制で臨めたら、もっと良かったでしょうね。このブログを見ていたら、この場を借りて「ゴメンナサイ」ですね。そして桑山さんは心を込めて色紙にサインをしていました。PTA会長さんは「校長室に飾る」とおっしゃっていました。みなさん、またお会いしましょうね。
    スタッフの方々はそれぞれの持ち場で知恵を出し、工夫をして、最良の・最高のステージにすべくがんばっていました。それぞれの姿に感動です。
    今月はステージ回数が多いですね。健康管理を十分に行って活躍してください。 ~久しぶりのブログ登場でした~

  7. 先ほど、いわき勿来1中のステージから戻りました。
    今日は、映像機材のほとんど、話題のフェーダーと、プロジェクター、パソコンも、桑山さんと一緒の入りとのこと。
    桑山さんは、11時40分過ぎまで診察。それから勿来に向かうわけです。
    桑山さんがぎりぎり入りでも、ステージができるのは、機材がスタンバイできているから。でも、それができないとなると、音響さんとハラハラどきどき。幸い、20分前に到着!
    さ~ぁ急げ!配線つないで、電源ON、パソコン立ち上げスクリーンに合わせて・・・、その間桑山さんは音合わせ。
    すべての作業が終わったのは、開演3分前でした。
    PTA会長のNさんとは、先月14日の福島のPTA大会の物販場でお会いしました。「必ず参加させていただきますね」の約束を守ることができました。
    無駄話をする子などなく、笑いもあり、とてもいい反応の生徒さんでした。父兄のみなさんもとっても明るく、お昼の給食のコッペパンとスパゲッティ、とっても美味しかったです。
    また今度、ステージ2で呼んでくれないかな~。

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