第4回サッカー大会に向けて

  今日はスカイルームの子どもたち、そしてお父さんお母さんにも参加していただき、閖上小学校の校庭の清掃活動を行いました。来週の日曜日、7月1日に閖上小学校の校庭でサッカー大会を開催します。津波が来た後、大きな瓦礫は撤去されましたが、グラウンドにはごろごろと石が転がり、細かく砕けたガラスがあちこちに落ちています。サッカーをして転んでもけがをしないように、1年3ヶ月ぶりに子どもたちが学校の清掃です。

 一緒に大会を企画しているダノンジャパンのみなさま、サッカーを教えてくれるKTPのコーチの方、ドラムサークルの方、そして地球のステージとNICCOのスタッフ。大人たちも気合い充分です。

 お昼過ぎ、ご家族やお友達と一緒に閖上小学校に、40名ほどの参加者のみなさんが集まってきました。軍手をはめて思い思いに石を拾ったり草を抜いたり…1時間半ほどの作業で校庭は見違えるほどきれいになりました。

 ざるにかけて大きな石を取り除きます


 きれいになったグラウンドでさっそく鬼ごっこです。障害物のなくなったグラウンドは思いっきり走ってもつまずかず、サッカーの準備は万端です。

 みんなでがんばりました!

 その後、みんなで「閖上の記憶」に行きました。

 閖上中学校に車を停めて外に出ると、打楽器のリズムが聴こえます。音楽ワークショップで使ったガレッキ、今は宮城県農業高校から閖上の記憶に移設し、いつでも叩けるようになっているのです。ドラムサークルのタッキーさんを中心に子どもたちが叩くドラムの音が響き渡っていました。とてもにぎやかで楽しそうで、子どもたちのパワーを感じました。

 津波が来る前、「閖上の記憶」の前の歩道の植え込みには、季節ごとにたくさんの花が植えられていたそうです。歩道の植え込みと閖上の記憶の入口を耕し、みんなでひまわりの種を植えました。


 津波で運ばれた砂が多く残る土、風も強くいつも涼しい閖上の街。ひまわりが育ちにはちょっと厳しい環境です。でも、人が手をかけ気にかけることで植物も応えてくれるはずです。夏には子どもたちと植えたひまわりが閖上を訪れる方達を迎えられますように。

石橋優子




ガザでの活動を終え、無事出域しました。


今日・明日はヨルダンのアンマンで、NICCOさん主催のセミナーです。

「心のケア」に関する内容で、ヨルダンで活動している桑山医師が講師を務めます。

ヨルダン内のNGOワーカー、心のケアに関する仕事をしている方向けにセミナーです。

みなさん、「東日本大震災」にも興味を示してくださっているので、これまで行ってきた活動も

含め、心のケア全般にわたっての講義になりそうです。

2日間のセミナー修了後、帰国します。


後藤明子

第4回サッカー大会に向けて」への3件のフィードバック

  1. 運動場の清掃、お疲れ様!
    5月に立ち寄った時運動場は草が生えて凸凹じゃったよね。体育館から太鼓の音がしよった。1日 あのグランドでサッカー大会なんですね。サッカー日和になります様に。

  2. 勝手なお願いですが、
    ブログの文字と行間を「みなさんのコメント」くらいに
    空けていただけると読みやすくなりますので、検討していただけると助かります。

  3. 明ちゃん、桑山さん、無事出域されたとのこと、ホッとしました。
    お疲れ様でした。m(_ _)m
    サッカー大会の準備、みなさんの協力でグランドがきれいになりましたね。
    ひまわりが咲くのを楽しみにしています。(^^)

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