スタディツアーの終わりに

僕たちがスタディ・ツアーを行うのは、自分たちが「市民活動」の担い手だという役割を感じているからです。

   

世界はなかなか身近ではないけれど、少しでもその「世界」が身近に感じてもらえるように活動するのが私たち「市民活動」を行うNGO、NPO法人の役割だと思います。

「地球のステージ」21年の歴史の中で、多くの国と関わり、JICAや外務省の皆さんと組んで色んな活動をさせていただきましたが、このミャンマーの事業は全くそういった補助金、委託金、ODAなどを使わない自前資金の活動です。

里親の皆さんの年間拠出という支援金が集まり、それが原資となって活動が可能になっていますが、ほぼ全てが子どもたちへの学資、そしてコーディネーターのイェイェさんの謝金となっています。それ故に規模は小さいかも知れないけれど、僕たち市民活動のNGOが目指すものは「人と人をつなぐ」ということ。それが僕たちの役割だと思っています。

国際協力にはたくさんの人が関わるといいと思う。

JICA、外務省、企業…。そんな中で僕たちNGOの役割は草の根、人の顔が見える支援のあり方。だから、この里親事業は僕たち「地球のステージ」の原点に還って、最も「自分たちらしい」活動のようにも思えます。

これから今回参加した皆様の感想を、届き次第ブログで発信していきたいと思いますが、ぜひ皆様にとっても身近な「地球のステージ」、身近な「ミャンマー」「ミャッセ・ミャー村」でありますように。

古都バガンの旅を終え、先ほどヤンゴンに戻ってきました。

夜通しで飛んで明日の朝早朝に成田空港に着きます。

11時からはクリニックで診察だ~。

桑山紀彦

コメントを残す

あなたのメールアドレスは公開されません。必須項目には印がついています *