ついに6番が始動

 今日、宮城県名取市の名取市文化センターでステージの6番の初演が公演されました。

6番1
 中ホールでの公演の様子。

 当初「番外編」と呼んで制作に入ったのですが、終了後正式に「6番」という名称をつけ、「久遠(くおん)の帰還」というサブタイトルで全国公演に向けて発信することとしました。
 内容としては
 Opening~「世界の片隅から」
 1)アフガニスタン篇
 2)南アフリカ篇
 3)ルワンダ篇
 4)旧ユーゴスラビア篇再演版
 5)国境難民キャンプ篇
 6)故郷篇6
 です。全曲オリジナル曲であり、映像もすべてオリジナルで今回は約束通りハイビジョンで公演しました。出力はBlu-rayです。
 終了後、大変好評をいただきました。特にアフガニスタンの生き抜く子どもたちやルワンダの「大合唱で未来への希望を歌い上げる高校生とのセッション」の場面は好評でした。
 しかしそれにもまして、公演しながら桑山自身が大変大きな思いを持ちました。それは、一言で言うと、
「ああ、僕たちはぶれていない」
 ということです。
 旧ユーゴスラビア篇再演版などは、10年以上前から語ってきた内容を煮詰め直したものですが、基本的に今も国際協力にかける思いや志向は全く当時と変わっていないということに、自分で気付くことが出来たことが収穫でした。
 「見て見ぬふりはしないでいこう」
 「彼らのことを忘れないで日々生活していきたい」
 「困難の中にある人々の勇気と工夫の力に、自分たちの生きる力を見いだしたい」
 そんな想いでこの15年ステージや国際協力を続けてきた自分たちの方向性に間違いがなかったことや、ひたすら「継続」に力を入れてきたことが改めて感じられて、とても嬉しかったのです。
 これからも変わらず続けていくことが、いかに大切かよく分かった気がしました。
6番2
盛況の中に6番の初演が終了。
 それでも最後の故郷篇6番では自分が大学医局で執拗ないじめに遭ってきたことを吐露したのですが、その際に実名をつかったことに意見は分かれました。もちろん自分も分別ある人間でいたいので、今後その表現については考えて行く方針です。
 それでも仙台チームの皆さん、名取市の皆さんに支えられて満員に近い盛況の中で6番の初演が実現しました。五十嵐さんはじめ、仙台&名取チームの皆さんにいつも感謝感謝です。
6番3
仙台チーム、名取市の皆さんで打ち上げ。
 
 皆さん、まだ3番も5番も呼んでいないという状況かも知れませんが、この6番もまたいい感じのようなので是非お呼びください!
桑山紀彦

ついに6番が始動」への2件のフィードバック

  1. 桑山さん、後藤さん、石橋さん、須藤さん
    お疲れさまでした。
    また、いい作品が出来上がりましたね。
    今回の開催にご尽力くださいましたみなさま、宮城のみなさま、全国各地から「たった一日の初演のために」駆けつけてくださいましたみなさま、ほんとうにありがとうございました。
    おかげさまで多くの方々においでいただき、感謝です。
    新しい「ルワンダ篇」、新たなお話しが加わった「アフガニスタン篇」、なつかしいりー・ブンダラーの日本での姿、などなど
    どれも感動的でした。最後の医局でのお話しは初演だけの特別バージョンかしら?今後検討課題ですね。
    桑山さんの変わらぬ姿勢に敬服します。長い間、ぶれないで活動するって、なかなかできることではありません。まわりでサポートする人も多いのでしょうが、なんといっても桑山さんの努力が一番だと思います。私も変わらぬ応援をしていきますね。時には辛口も。
    番外篇の公演終了後、即6番になりましたね。サブ・タイトルがすてきですね。詩人だこと!
    これから全国にじわじわと広がることでしょう。
    最後に、公演終了後に募金を募りましたが、36,000円が寄せられました。東ティモールの妊産婦保健に役立てていただきます。ご協力くださいましたみなさま、ほんとうにありがとうございました。
    今日の写真は「若いカメラマン」の撮影ですね。なかなかの出来栄えです。また、お願いしますね!

  2. ステージ6初演お疲れ様です。何事もはじめの一歩が大事ですね。勇気をだして仲間とともに大きな一歩が踏み出せたのではないでしょうか?桑山さんコレからも頑張ってください。ステージ6番の話しに曲聞きたかったな(;_;)

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