元気な中学校

最近は中学校公演が続いています。

昨日は海老名市の柏ヶ谷中学校、そして今日は静岡市清水区の清水第4中学校。

何れもずっと続いている中学校ですが、今年は共に元気が良かったですね。笑い、拍手、ざわめき。楽しく中学校生活を送っているんだなあ、と思う一方で、そんな「ノリ」について行けない子どもたちもいるはず。ノリのある中学校は元気でいいけれど、静かに過ごしたい人にとってはどんどん学校に居場所がなくなり、ちょっとした出来事(いさかい)で、学校に行けなくなる子どもたちがいるのも事実です。

だからこの2つの中学校では、

「最後にみんなへのお願い。今日ここへ来られなかった同級生がいるはず。みんなはその人たちへ思いを馳せてみよう。そんな同級生のことをどう考える?”自分には関係ない?””その人の勝手?”…。違うよね。同じ学校の生徒同士だ。

無駄かも知れないけれど、自分がその今日このステージに来られなかった同級生のために何ができるのか、ちょっとだけ考えてみよう。それは見て見ぬ振りしないこと。そしてこの学校がもっともっと良くなるためにできることだと思うよ。」

 

「海老名こころのクリニック」を開いて1年7ヶ月。現在520名を超える新患の皆様を受け入れ、その7割が小学生~高校生です。

学校に行けなくなった子どもたちと日々クリニックで接して感じたことは、確実に「地球のステージ」のコメントの中に活きているようになりました。

そんな中、海老名市教育委員会が来年度、4巡目の「地球のステージ」巡回公演に「中学校を外す」と伝えてきました。現在内野市長にお願いして、来年度もこれまで通り中学校を入れてほしいとお願いしてもらっております。

今こそ、中学校公演で「いのち」「平和」を伝えていけるときが来ているのに…。今月末くらいまでには結論が出るでしょう。皆様、応援してください!

このままでは来年度から海老名市内の中学校の定期公演がなくなってしまいます。

桑山紀彦

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