京都府亀岡市立東輝中学校

今日は5年目の東輝中学校でした。

神矢校長先生と協力隊OVの杉野先生。先週ドローンで撮影した映像をつないで「故郷篇2~東輝中学校版」を制作し、今日に臨みました。

静かに入ってくる生徒さん。拍手も立派でいつもの東輝中です。でも校長先生は言う。

「学校のなかの小さな戦争の火種はくすぶっている」

と。だから先生も、生徒たちもそれに対してしっかりとした意識を持ちながら進んでいこうと、最後の挨拶でおっしゃいます。

素晴らしい校長先生。学校運営に砕身し、妥協を許さず悪いことは悪いという。先生たちがやりやすいように段取りしているから、先生たちの仲もいい。

今日は5番なのでそれぞれに登場する国と、今の日本の学校社会に照らし合わせるとそのメッセージは、

①ルワンダ篇

~正しいことは正しいという勇気を持とう

②ヨルダン川西岸篇

~お互いの正義が折り合わない。一度でいいから相手の言っていることに耳を傾けよう。きっと共存の道が見えてくる。「考えること」を止めてはならない。どんなに困難でも考え続けること

③ブータン篇

~心のなかに住んでいる「龍」を正しい方向へ導いていこう。経験を食べて龍は成長するはず。

④ミャンマー篇

~学ぶことを大切に。学校は自分の可能性を広げられる大切なチャンス。それを日々活かしていこう。

⑤7年目の震災篇

~命を大切に。自分で自分の命を絶たないように。どんなに苦しくてもきっと光は見えてくる。

5番になるとかなりマニアックな国が登場しますが、それでも今の学校のなかの「課題」としっかり合わせることができていると思います。

こういう「世界と自分のつながり」「世界と学校のつながり」を意識してもらうために「地球のステージ」が進んでいくと言うことが、改めて自覚できた1日でした。

来年のステージ6番のご依頼を頂き、帰路につきました。

東輝中に栄光あれ!

桑山紀彦

京都府亀岡市立東輝中学校」への1件のフィードバック

  1. いつも読んでいますが根本的なに流れるものは確固として変わりませんね。
    ステージを見たことがない学校が早くこの流れを知ることを願っています。

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