灼熱の体育館と氷冷のホール

この時期、地球のステージ公演で体調を維持するのがとても大変です。
 真冬の寒い時はあまり苦になりません。どこも寒いですから。最近は風邪もほとんどひかないし、時々風邪気味で喉が痛くなっても、声を震わすボーカルコードにまで炎症が及ぶことが少なくなり、風邪気味でも声は普通に出るようになりました。
 そんな中、1年でもっと厳しいのがこの7月のステージです。
 それはつまり、冷房の全くない灼熱の体育館での公演があったと思えば、次の日はギンギンに冷えたホールでのステージがあったりするのです。
 灼熱の体育館だけが続くのであれば、それはそれで慣れていけると思うのですが、その途中にあまりに冷房の効きすぎたホール公演が入ることで一気に体調を崩し風邪をひく、というパターンですね。
 今からもう7年ほど前になりますが、7月にひいた風邪で喉をつぶし、実に11月までまともに歌えなかったことがあります。あのときは本当に落ち込みました。何せ声がまともに出ないのですから。プロポリスを取り寄せたり、耳鼻科の主治医横田先生のところへ毎日のようにネブライザー掛けに行ったりと、大変な日々でした。
 だから、この7月をうまく乗り切らないといけません。
 それはまず睡眠ですね。ちゃんと眠ること、これが大切。
 今週の火曜日からは学校の灼熱体育館公演が続きますから、ある意味身体がそれに慣れていって楽なのですが、週末は京都2公演と広島公演で、ホールですね。そんな時のコツは「長袖の衣装に替える」ことなので、今日から早速長袖と半袖の2パターンを使い分けることにしました。
 日々が戦いです。
桑山紀彦

灼熱の体育館と氷冷のホール」への4件のフィードバック

  1. ホントに体育館でのステージは暑いですよね。。。
    夏の行事の時は、バンダナやスポーツタオルで小さめの保冷剤を包み首の後ろに当たるように巻いてます!
    そんなことできないよーといわれるかも知れませんが、参考にしてください
    灼熱⇔氷冷が過ぎたら食欲の秋が待っています!!

  2. 夏の体育館は、ホントに暑いですよね。
    先週の越谷でのステージは、高照度のプロジェクターを使ったので、暗幕で真っ暗にしなくても、映像がはっきりと見えました。
    生徒さんはだいたい、つめて座ることが多いので、どうしても風通しが悪くなりますが、窓を開けることもできて、蒸し風呂状態ではなかったと思います。
    体育館は、四季がはっきり感じられますね。

  3. 日々、年々のご活動畏れ多く拝見しました。
    ただでさえ体調管理が大変な日本の夏、それに長袖・半袖で対応されたのは流石です。
    そして、睡眠の大切さに気付かれている点も。
    その「外」からの対応にもう一つ出来る事を老婆心ながらお伝えしますと「内」からの調整です。
    身体の中をきれいにしておくこと、それで免疫力や対応力は上昇します。多分お気お付けかとは思いますが、粗食・なるべく空腹で夜お休みになること、で身体は自己を癒し始めます。
    又、梅干し・番茶などは身体を内から温め解毒しやすくします。
    もう一点、同種療法(ホメオパシー)の「同じものが同じものを癒す」という考えも使えるかもしれません。
    例えば鍛冶職人が火傷した時には火を近過ぎずあてる。私も試しましたが、これは本当に効きます。
    又、夏の暑い時こそ身体を温める番茶を温かく飲む。これでも不思議と水をがぶ飲みしていた時より、すとん、と身体が落ち着きました。
    大切なお身体大切に。遠くより祈っております。

  4. 初めて書き込みをさせていただきます、あさみと申します。
    確かにステージの温度差は体調を崩すもとですよね。
    私の行っている大学でも、外が灼熱なのに、講義室内は18度、ということがよくあります。ある意味で環境破壊⇒温暖化促進ですね。
    そのせいで私を含め、夏風邪をひく人が絶えません。また夏なので、咳出ていてもマスクする人いませんしね。
    そこで私も長袖の上着を羽織ったりしています。また風邪予防のため、マスクを携帯したりも。
    上着の素材はポリエステルやナイロン地などの、薄くて撥水タイプのものが良いです。クーラーの風よけになりますし、薄地なので、かさばらないからです。
    あと、のど飴をなめたりするのもいいです。お勧めは「男梅のど飴」ですかね。刺激があまり強くなく、喉がすっきりします!

あさみ へ返信する 返信をキャンセル

あなたのメールアドレスは公開されません。必須項目には印がついています *