ワークショップ2日目


 今日は粘土細工の日だ。まず粘土をどのように使うのか説明。赤、黄色、青、緑の4色だけど、みんな混ぜると黒に近い色になるとか、ね。
そして、テーマは「好きなもの」という広いテーマ。
 本当は「恐怖」とか「幸せ」といった抽象的なものを創っていくのが、心理社会的ケアだけど、それは難しいことが、昨日の描画でよくわかったので、作戦は変更。でも長い時間かけて、そう言った目に見えないものを形にしていく訓練をしてかないと、即物的な思考になってしまい、それが単純に「銃を持ちたい」という方向につながっていくことが怖いと思った。
 
16人が一生懸命創ったものは、携帯電話であったり、家であったりした。 そして救いはいまのところ「銃」が出てこなかったこと。
ちなみに僕はやっぱり「ギター」を創りました。寺畑は飼っている猫の「トラ」、現地スタッフのイスマイルはハートの中に「Frontline」を創り、それを蛇になった自分が守っているという構図を創りました。
 
そういう抽象的なものや理念、概念といったものが創れるように、ゆっくりとなっていくといいな、と思った2日目でした。

ワークショップ2日目」への4件のフィードバック

  1. 新聞で、ガザでは武器を購入する(自分の身を守るために)市民が増えている。と読みました。そんな中でたった一人活動している寺畑さん、そしてそんな危険な中(沢山の情報の中で判断され、危険は少ないのでしょうが・・・)現地入りする桑山さんはじめ、スタッフのみなさんへ、なんとコメントすればいいのか、言葉がみつかりません。地球のステージを知って何度かステージにお邪魔し、少しづつステージを支えている方達、スタッフを初め、各地の応援団の皆さんの様子を知るにつけ、誰もが本気なんだ。真剣なんだ。だから何度見ても新たな感動と出会えるんだ。と感じていました。そして今、本気、真剣そんな言葉で一括りにできない気持ちです。新しいステージを生放送で見ている様で毎日ブログを何度も開いています。
    私が住んでいる茨城、今日は、平和でぬくぬくとしている日本を象徴するかのように、暖かな4月の陽気でした。平和ボケしないよう気をつけないと・・・。

  2. 一生懸命創ってくれているんですね。
    それだけでもなんだかホッとします。
    子どもは本来描くことや作ることが好きなはずですから。
    どの色を使って、どんな作品が仕上がっているのか
    私も見てみたいです。
    どうぞ、皆さん体調崩されないように頑張ってください。

  3. 忙しい中ブログで状況を説明して下さってありがとうございます。子供達が抽象的なものを作れるように何かバックアップしたい!!って思うけど自分では何も出来ないことをもどかしく思います…。ただただ祈るだけです…。akiさん、紀彦さん、そして多くのスタッフの皆さん、お体に気をつけて頑張って下さいね!!

  4. 今日、ステージ4のCDが届きました。昨年の高山でも聴いた「あしたへ」に涙した後、「愛の歌」の深みに感じ入っています。
     刻まれた愛の歌 かきけす者たちへ
     眠られぬ夜の闇の中に 何を誓うのか
    前線(=フロントライン)の壮絶な現実を目前に、
    どこまでも謙虚で真剣な桑山さんならではの言葉だと思います。
    10月、富山でのステージ4、必ず成功させたいと思います。体と弾に気をつけて、有意義な活動を進めていただければ、とただただ願うばかりです。

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